設備が充実、食事が旨い

3年前の5月末、生まれて初めての入院という事態になりました。 自宅内で激しく転んで、フローリングに手をついて、右手首骨折、右手はみるみるうちに腫れてきました。その時右肩も強打しました。 多分骨折している・・・と思ってタクシーに乗って「どこか外科の病院を」とお願いして連れていかれたのが松本外科でした。院長の診察で、手首は骨折、右手が万歳出来ないので、右肩の腱も断裂している可能性があると診断されＭＲＩによる画像診断を受けることになりました。 部屋に入ると、狭いベッドに寝かされて、「時間がかかりますから、眠たくなったら寝てもいいですよ。 気分が悪くなったらこのボタンを押して」と言われてヘッドホンを付けられました。装置が動き出すと、ものすごい大きな音がしたりして、「寝てもいいよって言われてもコンなんで寝れるかい・・・」と思っていましたが、肩を揺すられて「終わりましたよ」と言われるまでの50分間ぐっすりと，寝ていました。 ＭＲＩがある病院なんて、すごい。結局画像診断の結果、右肩腱断裂と診断され、右肩を手術、右手を差上げた状態でギプスをして二ヵ月半の入院となりました。 生まれて56年間一度も入院の経験もない人が、初めての入院ですから不安も一杯でしたが、入院生活は事の他快適でした。 一番の心配は食事、しかし、出てくるものは全て食べました。調理師の腕がよいのか、院内で作っている食事は大変美味しいものでした。有名な、好き嫌いの多い、うるさい年寄りに「旨い」と言わせたら、たいしたもんです。 快適な内に瞬く間の二ヵ月半は過ぎてしまいました。辛かったのは後半のリハビリテーションだけでした。 現在は全快して何の支障もありません。 2007年06月22日