2024年12月07日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
こんにちはモンズースーです。
今回は秋の花粉症に多い「ブタクサ」のお話。
■ブタクサとセイタカアワダチソウは同じ植物!?
私は毎年秋に花粉症になります。
その原因のひとつが「ブタクサ」による「ブタクサアレルギー」なので、秋になると田んぼや道路で大量に見る黄色い花の咲く雑草を避けていました。
「秋に黄色い花が咲く草がブタクサ」「セイタカアワダチソウとも言う」と聞いていたので、あの背の高い植物がアレルギーの原因だと信じて、洗濯物は部屋干しにし、窓もできるだけ開けないように過ごしていました。
しかし、そんな話を子どもたちとしていたときに「ブタクサ」と「セイタカアワダチソウ」は別の植物だったと知りました!
セイタカアワダチソウ=ブタクサで、花粉症やぜんそくの原因だというのは間違い、あの大きな黄色い花の咲く雑草は無実だったのです。
■セイタカアワダチソウは「虫媒花」
本当の「ブタクサ」は小さく花もあまり目立たない植物でした。
大きくて鮮やかな黄色の花が咲く「セイタカアワダチソウ」の方が目につくため、そっちをブタクサだと誤解している人は私以外にもいるようです。
「セイタカアワダチソウ」の見た目は花粉がたくさん出ていそうな形なので、ずっとあの黄色い花から花粉が出ているのだと思ってましたがこの植物は「虫媒花」。
虫によって受粉をする植物で、花粉症の原因にもなる「風媒花」花粉を飛ばして受粉する植物ではないそうです。
繁殖力が高く、大きな雑草なので迷惑ではありますが、アレルギーの原因ではなかったんですね。
来年からは「セイタカアワダチソウ」ではなく、本当の「ブタクサ」を避けて花粉症対策をしていきたいです。
(モンズースー)