2023年05月29日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
長女と一緒にいたくて、早く退院したくて、入院中メソメソしていた気持ちは吹っ切れました。しかし、24時間点滴生活で腕はボロボロになり…。
こんにちは、宝あり子です。
■点滴が漏れた腕が痛い
点滴をさしていた血管がダメになってしまうと、点滴が漏れて腕が腫れました。
その腫れた腕があまりに痛くて、看護師さんに相談してみたところ…。
腫れた腕を冷やすと良いとのことだったので、主人に自宅から保冷剤を持ってきてもらい、病室の冷凍庫に常備しておきました。
そして、腫れた腕をこまめに冷やすようにしました。
それでも点滴が漏れて腫れた腕の痛みは、なかなか引きませんでした。
点滴が漏れるたびに新しい場所にさしなおしていくので、腕は点滴の痕だらけ。
点滴をさし直すときは、点滴の痕がある部分は避けていたので、点滴をさす場所が段々なくなっていきました。
そして…。
「させる場所がなかったから、今回はとりあえず右腕の手首にさしたよ。手首だからちょっと動かすだけでも針が動いて痛いかも…」と、ついに手首に点滴がさされました。
さされた瞬間から、すでに針を感じて痛かったです。
■一番痛かった利き手の手首への点滴
入院中、腕のさまざまな場所に点滴しましたが、利き手の手首は看護師さんが言ったとおり、本当に痛かったです。
切迫早産の入院中は、トイレ以外に動くことができず、ベッドで本を読むか、ゲームをするか、携帯をいじることで時間をつぶしていました。
しかし、手首に点滴の針がささっていると、手首を動かすたびに痛みが出るため、ゲームなどができなくなってしまいました。
なるべく手を動かさないようにしていましたが、ご飯を食べるときはどうしても手を使う必要があり、針が動いて痛みが出ました。
そして、ついに点滴の針がささっている部分が出血!
結局、点滴を手首に刺されて2日間耐えましたが、出血してあまりにつらかったので、違う場所にさし直してもらいました。
■真夜中に鳴る点滴交換のアラート■
24時間点滴は腕がボロボロになるだけでなく、夜中に点滴が切れるとアラート音が鳴ることにも困っていました。
夜中に点滴が切れるアラートが鳴ると…。
大部屋だったので同室の人を起こさないようにコソコソとナースコールをしました。
しかし、アラート音が大きく、おそらく同室の方も起きてしまったのではないかと思います。
同室の人は出産してすぐに退院するため、入れ替わりが激しく、新しい人が入院するたびに、
と伝えてはいたものの、いざ夜中に点滴交換になると申し訳なくて心苦しかったです。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。