2025年02月07日07時00分 / 提供:E・レシピ
鮮やかな赤紫色が特徴の「ビーツ」を使った注目レシピ2選をご紹介!
どちらも缶詰を使うので簡単に調理できます。
「奇跡の野菜」と呼ばれるほどの豊富な栄養素やビーツも食べ方についても必見です。
■「奇跡の野菜」ビーツとは? 栄養素やビーツの茹で方
ビーツは地中海沿岸が原産の野菜で、日本では北海道のオホーツクや十勝地方で栽培されています。「奇跡の野菜」と呼ばれるほど栄養が豊富で、なかでも、カリウム・ナトリウム・カルシウムなどミネラルの含有量が多いのが特徴。
ビーツ特有の濃い赤紫色はポリフェノールによるものです。ポリフェノールは抗酸化作用が強いことで知られる栄養素。生活習慣病の予防や老化防止に効果があるとされています。
なお、ビーツは生のままスライスするか、茹でて食べるのが基本。酢水で茹でると色鮮やかに仕上がりますよ、生のビーツが手に入らないときは水煮缶を使うと良いですよ。
【ほのかな甘み】ビーツのピンクスープ
ビーツのピンクスープ
【材料】(4人分)
ビーツ(水煮缶) 1缶
ジャガイモ 1個
玉ネギ 1/2個
バター 10g
固形チキンスープの素 1個
水 500ml
牛乳 300ml
塩コショウ 少々
生クリーム 大さじ 2
【下準備】
1、ビーツは水気をきり、ザク切りにする。
2、ジャガイモは皮をむき、1cm角に切る。
3、玉ネギは横薄切りにする。
【作り方】
1、鍋にバターを中火で熱し、玉ネギ、ジャガイモを加えてしんなりするまで炒める。
2、<スープ>の材料を加えて7~8分煮る。牛乳、ビーツを加え、再び煮たったら火を止める。
3、ミキサーに入れてかくはんし、一度網を通して鍋に戻し、塩コショウで味を調える。器に注ぎ、生クリームをかける(生クリームはコーヒー用ミルクでもOKです)。(ヒント)冷たく冷やしてもおいしいですよ。
ビーツのスープといえばボルシチが定番ですが、こちらは牛乳ベースのクリームスープ。ビーツの水煮缶はほのかな甘みが特徴で、初めてビーツを食べる方にもおすすめです。玉ネギやジャガイモとも相性が良く、子どもにも人気があります。
牛乳は沸騰すると口当たりが悪くなってしまうので、弱火で温めましょう。パンやパスタ、ハンバーグなどの献立に加えてみてくださいね。
【食感楽しい】フレッシュカボチャのサラダ
フレッシュカボチャのサラダ
【材料】(4人分)
カボチャ 1/8~1/4個
ビーツ(水煮缶) 1缶
プロセスチーズ 60~70g
ブルーチーズ 適量
レタス 1/2個
フレンチドレッシング(市販品) 適量
クラッカー 4~5枚
【下準備】
1、カボチャは種とワタを取り、スライサーなどを使って皮の部分が入るように薄くスライスし、さらに細切りにして水に放ち、ザルに上げて水気を拭き取る。
2、ビーツは汁気をきり、食べやすい棒状に切る。
3、プロセスチーズはビーツに合わせて切る。
4、ブルーチーズは食べやすい大きさに切る。
5、レタスは水で洗い、食べやすい大きさに手でちぎる。
【作り方】
1、ボウルにカボチャ、ビーツ、プロセスチーズ、ブルーチーズ、レタスを混ぜ合わせて器に盛り、フレンチドレッシングをかけて、クラッカーを手で割りながらのせる。
生カボチャのポリポリ感と水煮缶ビーツの歯ごたえが楽しいサラダです。ブルーチーズの風味が豊かで、大人向けの一品に。味付けは市販のフレンチドレッシングを使うため、簡単なのもうれしいですね。ビーツのやさしい甘さとチーズの塩気が好相性。白ワインのおともにいかがでしょうか。
■注目食材「ビーツ」を手軽に食卓に!
ビーツには、ポリフェノールやミネラルなど豊富な栄養素が含まれています。生のビーツは手に入りにくい、という方は水煮缶で手軽に調理してみませんか?
スープにしてからミキサーにかけると、上品でなめらかな口当たりに。切ってサラダに加えるとシャキシャキ感が楽しめます。
今までビーツを調理したことがなかったという方は、この機会にご紹介したレシピを試してみてくださいね。
(ともみ)