2024年01月14日11時00分 / 提供:東京バーゲンマニア
寒さが厳しい季節に食べたくなる、おでん。大手コンビニ各社では、おでん具材が複数入った「おでんパック」を販売しています。
今回はコンビニ大手3社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の「おでんパック」をピックアップ。おでん具材の重量や具材の種類などまとめています。
おでん具材の総重量は3社ともに大差なし
具材のみを取り出して重量を測定。重い順番に、セブン-イレブンが238g、ついでローソンが237g、ファミリーマートが231gです。具材の種類については、ファミリーマートが8種類でセブン-イレブンとローソンは7種類。1つ1つの具材はややセブン-イレブンとローソンが大きくて重い傾向にあるのでしょう。
セブン-イレブン「セブンプレミアム おでん」321円(税込)実食レポ
入っている具材は「厚切り大根・玉子・さつま揚げ・焼きちくわ・昆布・豆腐揚げボール・こんにゃく」の7種類。
1袋486gあたり184kcal・たんぱく質13.6g・脂質6.8g・炭水化物17.9g・食塩相当量5.2gです。具材の重さが238gでしたので、計算上つゆは248gですね。
かつおと昆布のだしをベースに、大根の味が染み込んでいるつゆです。バランスの良い味わいに仕上がっています。
個人的な推し具材は「大根」。厚みがあって食べ応えがあります。
ネット上では「はんぺんを追加したらもっとおいしい」「ちょっとした副菜に重宝している」といった声が出ています。
ローソン「おでん」311円(税込)実食レポ
かつおだしがしっかりと染み込んでいる、ローソン「おでん」。入っている具材は「大根・昆布・玉子・ごぼう巻・ちくわ・こんにゃく・さつま揚げ」の7種類です。
1袋550gあたり161kcal・たんぱく質12.7g・脂質5.0g・炭水化物18.0g・食塩相当量6.01gです。具材の重さが237gでしたので、計算上つゆは313g。つゆの割合が高め。つゆを楽しみたい人におすすめです。
かつおだしとちくわの味がよくしみているつゆ。昆布は存在感が薄め。
しっかりとだしが染み込んでいて、おかずになりそう。晩酌のお供にもぴったり。
ネット上では「うどんを入れて主食にもできる」「少々味が濃いめ」という意見があります。
ファミリーマート「和風だし香るおでん」268円(税込)実食レポ
かつお節ベースのつゆに、昆布の旨みを加えた和風だしが特徴。入っている具材は「大根・玉子・結びしらたき・こんにゃく・鶏だんご・ちくわ・さつま揚げ・昆布」の8種類です。各コンビニで販売されている類似品は値段も揃えてくることが多い傾向ですが、「おでんパック」については、ファミリーマートのみ価格が安めでお得感があります。
1袋500gあたり170kcal・たんぱく質12.0g・脂質7.0g・炭水化物16.5g・食塩相当量5.0gです。具材の重さが231gでしたので、計算上つゆは269g。
かつおと昆布の味わいが交差するだしに仕上がっています。具材が他社よりも1種類多いぶん、得した気分。
具材はやわらかめで、クタクタに煮込まれています。食べやすいですね。
ネット上では「安くて嬉しい」「やさしい味わい」といった評価が出ています。
コスパで選ぶならばファミリーマート「和風だし香るおでん」がおすすめ
副菜や晩酌のお供など、寒い時期に食べたくなるコンビニ「おでんパック」。
今回の食べ比べやネット上の口コミを考慮した結果、値段が安いのにもかかわらず重量は他社とほとんど差がないファミリーマート「和風だし香るおでん」が高コスパでおすすめです。
3社ともにとても似ている「おでんパック」ですが、だしの味わいやだしと具材の割合など個性が光っています。この冬、機会があればコンビニ「おでんパック」を食べてみてくださいね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。
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