2023年03月25日14時32分 / 提供:東京バーゲンマニア
業務スーパーと言えば、安くて大容量の食料品が人気です。
一般サイズよりも量が多くコスパもよい商品はいくつかありますが、アレンジが効く食材はさらに節約に向いています。
今回は、業務スーパーに通って20年になる筆者もハマる「徳用餃子」を紹介します。「焼く」「揚げる」「茹でる」と調理方法を変えて食べてみました。
2種類のラインアップ
業務スーパーの「徳用餃子」は、チルドではなく冷凍品です。小さめの枕くらいのサイズ感なので、冷凍食品売り場へ行けば、一目でわかります。
店舗によって取り扱い状況は異なりますが、「肉」と「ニラ」2種類があります。
・肉肉餃子/253円
・ニラ餃子/253円
内容量はどちらも30個入り。販売価格も同じです。
餃子1個の価格は、約8円。やや小ぶりではありますが、これだけ安いと手作りするより安上がりかもしれません。
驚くのは、安さだけではありません。
業務スーパーの徳用餃子は、国内製造品です。京都府京都市にある「有限会社京醍醐味噌」が製造しています。
実はこの会社、こちらの徳用餃子だけでなく、業務用の味噌や天かすにかつおぶし、甜面醤など、数々の業務スーパー商品を取り扱っています。
「焼く」「揚げ」「蒸し」で食べてみた
餃子といえば"焼き"が定番ですが、こちらの「徳用餃子」は、揚げ・蒸し調理もOK!
市販の冷凍餃子は、焼き餃子に特化したものが多いので、いろいろな調理法で楽しめるのはありがたいですよね。献立のレパートリーが広がります。
・焼き餃子
<作り方>
1.中火で熱したフライパンに油(小さじ1)を入れ、餃子を入れる
2.中火で焼き目をつけた後、水(大さじ3杯)を入れ、蓋をして」中火で2~3分蒸し焼きにする
3.蓋を取り、水がなくなれば出来上がり
羽根つき餃子のようにカリッと焼き上がるわけではありませんが、香ばしい焼き目はつきました。
野菜やお肉の旨味はやさしめで、にんにく・しょうがの風味も抑えめ。冷凍餃子にしては薄味です。素朴な味わいなので、好きなタレに付けて楽しめる万人受けする餃子です。
・揚げ餃子
<作り方>
1.揚げ油を180℃~190℃になるまで熱し、餃子を入れる
2.表面がカリッときつね色になるまで、じっくりと揚げる
揚げ餃子にすると、皮がカリカリ! 香ばしさも増します。餡の味が引き立って、ニラの風味や肉感がしっかり楽しめました。
焼き餃子がスタンダードな食べ方だとは思いますが、筆者は個人的に「揚げ餃子」の方が好みです。塩を少しかけると、餡の味が引き立ちます。
餃子は小さく数分でキツネ色に揚がるので、おかずだけでなく即席おつまみとしても優秀です。
・蒸し餃子
<作り方>
1.蒸し器にふきんを敷く
2.充分に蒸気のたった蒸し器に、なるべくくっつかないように餃子を並べ、4~5分蒸す
自宅に蒸し器がなかったため、スチーマーで蒸しました。
焼き・揚げ餃子と比べると、一番味が淡泊です。よくも悪くも主張がなく、パンチは抑えめです。
>蒸すことで、皮のもちもち感が楽しめました。3つの調理法で、同じ餃子とは思えないくらい食感が変わるので、献立のレパートリーが広がりそうです。
「煮る」もやってみた
パッケージの説明書きにはなかったのですが、試しに「餃子スープ」にもチャレンジしてみました。
「煮る」調理はうまくできるかなと思いつつ作ってみましたが、スープも「正解」です!
皮はつるん、中はジュワっと仕上がり、水餃子に近い味わい楽しめます。ただ、水餃子用ではないので、時間が経つと皮がふやけてドロドロになってしまいます。スープの具として使う時は、作ってすぐに食べることをおすすめします。
素朴な味わいですが、1個8円なら文句なしの優秀な冷凍餃子です。調理方法が違うと味や食感もガラリと変わるので、献立のマンネリ防止にも役立ちます。
節約の味方にもなってくれますよ。
(筆者プロフィール)
三木 ちな
趣味は貯金、特技は節約のママライターです。業務スーパーは子どものころから通い続け、気づけば歴20年。時間があれば、人気ショップや飲食店のお得情報や裏ワザを探しています。
クリンネスト1級/節約生活スペシャリスト/整理収納アドバイザー2級
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