2023年02月10日16時20分 / 提供:東京バーゲンマニア
部屋干しで気になるのは「乾きにくさ」。乾くまでに時間がかかればかかるほど、生乾きのニオイの発生原因にもなるので注意が必要です。
できるだけ早く乾かすことができれば、部屋干しのストレスも減るはず。
そこで今回は、洗濯物を少しでも早く乾かす5つのワザを紹介します。
乾きにくいパーカーはバンザイで
1.ピンチハンガーは「アーチ状」に
洗濯物を早く乾かすには、できるだけ"風通しを良くすること"が重要なポイントです。
ピンチハンガーは、タオルや靴下など小物をたくさん干すのに便利ですが、洗濯物が密集しすぎていると、空気の通りが悪くなってしまい、乾く時間がかかってしまいます。
大量の洗濯物を干せるのは魅力的ですが、それがかえってイヤなニオイを発生させる原因になることにもつながります。
ピンチハンガーを使うときは、均一の風が通るよう「アーチ干し」を心がけましょう!
中心にくるほど丈が短くなるように、洗濯物を選びながら干していきます。
端の方は丈の長いタオルやズボン、中心は靴下やハンカチなど面積の少ない洗濯物を干すといいですよ。
このように「アーチ干し」をすることで、洗濯物全体に空気が行き渡り、乾かす時間を短縮できます。
2.ワンピースは「ハンガー2本干し」
丈の長いワンピース類は、ハンガー1本だと床についてしまいますよね。とはいえ、半分に折ると、重なる部分ができてしまい、乾くまでさらに時間がかかってしまいます。
そんな干しにくいロング丈の洗濯物は、ハンガー2本使いで早く乾かすことができます。
1本目のハンガーに服を通し、さらに2本目のハンガーに渡すようにかけて干します。
ハンガーを2本使うことで、洗濯物が床につくことなく、空気が面積全体に触れて乾くスピードも速くなります。
パンツやコートでも、同じ方法で干すと早く乾きますよ。
3.パーカーは「逆さ干し」を
秋冬に活躍するパーカーは、生地が厚いこともあり、乾くのに時間がかかりますよね。
「ようやく乾いた!」と思っても、フードや折り目の部分が生乾き......なんてことも。
そんな部屋干しキラーのパーカーは、思い切って「逆さ」に吊るしましょう!
パーカーが"バンザイ"をする形が理想。
逆さ干しをすることで、脇やフードなどの風が通りにくい部分も、しっかりと乾かすことができます。ポケットがある場合は、裏返して干すとさらによいですよ。
ちなみに「逆さ干し」をするときは、普通のハンガーではなく、ズボンやスカートを干すときに使うクリップ付きのものが便利です。
4.タオルは「重なる部分」を減らして
バスタオルを干すときも、できるだけは重なる部分を減らし、空気に増える面積が多くなるよう心がけましょう。
ハンガーを使って干すときは、洗濯ばさみを使います。
タオルをハンガーにかけ、洗濯ばさみで留めて、マントのように干すのがおすすめ。
丈の長いバスタオルの場合は、ワンピースと同じ要領で「ハンガー2本干し」をすると早く乾きます。
5.脱水の時は「タオル」を入れて時短を
洗濯物を干す時点で、水分が少なければ少ないほど乾くスピードも速くなります。
洗濯機で脱水をするとき一度運転を止めて、乾いたタオルを入れてみましょう。
すると、乾いたタオルが洗濯物の水分を吸うことで、普通に脱水するよりも水分がしっかり抜けて、乾きやすくなります。
洗濯機の種類にもよりますし、洗濯機を止めるのは面倒というのもありますが、タオルを入れた場合と入れない場合では、乾く速さに差が出ます。
ちょっとの工夫でジメジメを解消
室内干しの乾きにくさは、衣類乾燥機や除湿器がなくても、干し方の工夫で解消できます。
干し方を変えて、室内干しのプチストレスを軽減してくださいね。
(筆者プロフィール)
三木 ちな
趣味は貯金、特技は節約のママライターです。業務スーパーは子どものころから通い続け、気づけば歴20年。時間があれば、人気ショップや飲食店のお得情報や裏ワザを探しています。
クリンネスト1級/節約生活スペシャリスト/整理収納アドバイザー2級
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