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ただの商業施設ではない「東京ミッドタウン八重洲」のポテンシャル【辛酸なめ子の東京アラカルト#65】

2022年10月09日12時00分 / 提供:東京バーゲンマニア

東京駅前に開業する「東京ミッドタウン八重洲」。商業施設60店舗を予定していますが、2022年9月に地下1階の13店舗と地下2階「バスターミナル東京八重洲」が先行オープンしました。

今後オープン予定のビルの図を見て、あまりにもバラエティに富んだ内容に心が躍りました。

B1-3Fが商業ゾーンで、39-45Fは「ブルガリホテル東京」24Fは会員制フィットネス、そして1-4Fは中央区立城東小学校、というのが驚きです。

こんな新しくてきれいなビルの中にある小学校とは......生粋の都会人の学び舎です。体育館もビル内にあったりするのでしょうか......。テナント料も気になります。
東京初出店のおにぎりのお店
とりあえず、先行オープンしているゾーンを見に行ってきました。小出しにしてくれた方が話題性も長続きしそうです。

地下1階を回ってみると、オフィス帰りの人にもバス利用者にも嬉しい絶妙なラインナップ。バスに乗る前後に良いリラックスできるアイテムや、気のきいた食料品が買えるナチュラル&オーガニックショップ「Biople東京ミッドタウン八重洲店」、普通に便利な「セブン・イレブン」と「ウエルシア」、そしてケーブルや充電器、イヤホンなど移動時に重宝するアイテムが買える「アンカー・ストア」など。

食べ物系も、「立食い寿司 根室花まる」「芝蘭担々麺」、おしゃれデリ「PARIYA DELICATESSEN」、ブリトー専門店「フリホーレス」など、かなりジャンルが幅広くて、食べたいものが見つかりそうです。

一番並んでいたのはスパムとたまごを挟んだおにぎりのお店で、東京初出店の「ポーたま」。断面を見るだけでもおいしそうさが伝わります。
  地下のバスターミナルでバスの勇姿を観賞  
この商業施設の中でも重要な存在であるB2Fの「バスターミナル東京八重洲」へ。東京駅周辺の歩道上に分散していた高速バス停留所を集めたバスターミナルです。

B1Fのバス乗り場の入り口近くには、長時間のバス疲れを癒すマッサージのお店があり、B2Fにはコンビニとトイレもありました。

何かと便利なのですが、昨今の風潮かゴミ箱がなくてペットボトルも捨てるところがないのが気になりました。自分で持って帰ればいいのかもしれませんが......。

電光掲示板には、バスの出発便と到着便の情報が並んでいます。

到着は銚子や君津、木更津、勝浦など。出発は、木更津、東金、鴨川、銚子、佐原など。時間帯によっては数分ごとにバスが行き来しています。

運賃は1000円から2000円台が多く、手頃な値段で千葉にプチトリップできそうです。(通勤、通学に使われる方がほとんどだと思いますが......)

11番線から16番線まである中、謎だったのは16番線から数時間後の18時30分に出る「新橋駅、新宿駅、渋谷駅」を回るバス。

東京駅から電車ですぐにアクセスできる場所ですが......千葉から来て荷物が多い人が乗り換える路線なのでしょうか。

このフロアで楽しいのは、バスの出発と到着がガラスごしに観賞できるエリア。

バスオタらしき男性が数人、写真を撮っていたのでその中で混じってバスを撮影。バス好きの少年が「いってらっしゃーい」と手を振っていました。

電車のホームよりもゆったりした時間が流れているようです。日常に疲れたら、ここでバスの発着をしばらく眺めているだけで、広大な千葉の自然のエネルギーを吸収できそうです。

辛酸なめ子

東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著に、『ヌルラン』(太田出版)、『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP研究所)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)『愛すべき音大生の生態』(PHP研究所)などがある。

続きは「東京バーゲンマニア」へ

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