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多系統萎縮症小脳型の早期診断や症状の進行指標となりうる画像バイオマーカーを同定

2025年04月23日13時40分 / 提供:Digital PR Platform

─脳幹部の橋の容積変化が超早期診断や症状追跡に有用な可能性─

藤田医科大学の医学部脳神経内科学/精神・神経病態解明センター川畑和也講師、渡辺宏久教授、同ばんたね病院脳神経内科の伊藤瑞規教授、名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央教授、原一洋病院講師(現日本赤十字社愛知医療センター第二病院)らの研究グループは、オーストリアやフランスの研究者らと共同で、多系統萎縮症(MSA)※1の脳MRI画像を解析し、MSAの小脳型(MSA-C)※2において脳幹部の橋の容積が早期診断や病態の進行を追跡するために有用である可能性を示しました。これにより、脳画像の経時的な変化(縦断的変化)を指標として使うことで、MSAの超早期診断ツールや症状の進行度合いを示すマーカーとして役立つことが期待されます。
本研究成果は、International Parkinson and Movement Disorders Societyの学術ジャーナル「Movement Disorders」で発表され、併せてオンライン版が2025年4月3日に公開されました。

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