2025年04月23日15時40分 / 提供:PR TIMES
三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)は、戦略子会社のSMFLみらいパートナーズ株式会社(代表取締役社長:上田 明)が、株式会社グローカル、株式会社合人社グループ、コトブキ技研工業株式会社、中国電力株式会社、リニューアブル・ジャパン株式会社と共同で、浮体式洋上風力発電所の所有および安定的な運用を目的に「ひびきフローティングウィンドパワー合同会社」(以下「HFWP」)を設立し、本日、「ひびき灘沖浮体式洋上風力発電所(福岡県北九州市響灘沖、3,000kW×1基)」(以下「本発電所」)の商用運転を開始したことをお知らせします。なお、浮体式洋上風力発電所の商用化は、国内で2基目、鋼製バージ型浮体としては国内初となります。
本発電所は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の「次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(バージ型)」として、水深50m-100mの海域での運用を想定した、低コストかつ日本の気象海象条件に適合した堅牢な浮体式洋上風力発電システムの技術確立・検証を目的として2014年より開発を開始しました。2019年5月より現在の海域に設置され実証運転を実施し、設備の評価や検証に加え効率的な保守管理技術の開発を進めてまいりました。
2024年3月末の実証研究終了後、実証研究のメンバーであった株式会社グローカルが、NEDOより設備一式を譲り受けた後、本発電所の管理・運営を目的にHFWPを設立し、本日、商用運転を開始しました。
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