~ 小児がんを知ることが、支援の広がりにつながります ~
日本では、年間約2,000人の子どもたちが小児がんに診断されるといわれています。医療の進歩により多くの子どもたちが命を救われるようになりましたが、現在でも子どもの病気での死因の一位となっています。
また、がんや長期にわたる治療の影響により、小児がんを経験した方の約半数が晩期合併症といわれる心身への影響を抱えているとされています。晩期合併症には、成長・発達への影響、臓器機能への影響、生殖能力への影響、二次性腫瘍、免疫機能低下などがあります。