2025年04月27日22時40分 / 提供:PR TIMES
低クランプ電圧を実現し、設計の自由度とコストの最適化を提案
高品質かつ高効率なディスクリート半導体やアナログ半導体を開発・製造・販売するTaiwan Semiconductor(所在地:本社-台湾新北市、日本法人-東京都千代田区、本社CEO:アーサー・ワン、読み方:タイワン・セミコンダクター)は、このたび、サージ吸収ダイオード(TVSダイオード)「SUPER CLAMPシリーズ」の日本での販売を開始しました。SUPER CLAMPシリーズは、Taiwan Semiconductorに新たにラインアップされるTVSダイオード製品群です。
SUPER CLAMPシリーズは、一般的なTVSダイオードとは異なるNPNバイポーラトランジスタ構造を採用し、ブレークダウン電圧に到達するとスナップバック特性によりフォールドバックして、その後再びブレークダウンが発生します。この特性を利用することで、スタンドオフ電圧(VWM)とクランプ電圧(VC)間のクランプ比を極めて低く抑えることができます。またスナップバック特性は、ブレークダウン後の動作抵抗を低く抑えてサージ電流を抑制し、従来型のTVSダイオードやバリスタよりも低いクランプ電圧を実現します。これにより、設計者は回路上の部品選択で、電圧定格の低い周辺部品を使用することができ、部品の選択肢が多様化し、全体のBOMコストの最適化をはかることが可能になります。
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