齊藤京子の映画初主演作『恋愛裁判』が、第78回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に正式出品されることが決定した。
本作は、「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田晃司監督が、その内容から着想を得て10年間の構想を経て作り上げた渾身の作品。日本のアイドル界でささやかれる「恋愛禁止ルール」題材に、人間が自然に持つ恋という感情を契約で縛ることは許されるのか、アイドルが恋をすることは「罪」なのか。ルールを破り所属事務所から契約違反と訴えられ、裁判へと発展したひとりの女性アイドルを主人公に深田監督が鋭く斬り込む。