2023年02月14日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
入社した頃はやる気のあった社員が、いつの間にかやる気をなくし、会社を去ってしまう。社員のモチベーション維持は多くの企業や職場で悩みのタネになっている。上司は「部下のやる気がない」「突然、辞めたいと言われて困っている」と頭を抱え、部下は「上司は何を考えているのかわからない」と悩む。お互いのことを実は知らないばかりか、本気で知ろうとしない。
■社員のモチベーションは同僚との「関係性」で決まる
社員のやる気の低下は、社員間の関係性の希薄さとそれを解消するための具体的な方法論がないことによって引き起こされているのかもしれない。だとしたら、どうすれば社員の関係性を改善して職場風土を変えることができるのか。
『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』(中村英泰著、田中研之輔監修、アスコム刊)では、10万人以上の人から話を聞き、かつ700を超える職場で1万を超える働く人のキャリアコーチングをしてきた職場風土改善の専門家である中村英泰氏が、独自に提唱する「関係密度」という概念をもとに社員同士の関係性を改善する具体的な方法論を紹介する。