日本に住んでいると避けられないものに年号と漢数字がある。年号に関しては以前解説した。今回は漢数字である。Windowsや.NETなど海外で作られたソフトウェアの大半は最低限のローカライゼイションには対応してくれるものの漢数字のような「些細な問題」には対応してくれない。
英語の命数法(Numeral system)は、10の3乗を基本(これを俗にショートスケールという)とするが、1970年代には英国では10の6乗だった(これをロングスケールという)。筆者などは、アメリカとイギリスでは、数字の表現が違うと習った。現在では、イギリスも10の3乗ベースである。