福島県会津地方南西部の山間部に位置する奥会津。茅葺屋根など昔懐かしい景色が今なお紡がれている暮らしとして残っており、地域を流れる只見川は、雄大な山々を水鏡に映し、上流から流れてくる冷たい水の影響で夏には川霧の幻想的な景色を楽しむことができる、自然豊かな場所だ。一方で、少子高齢化や限界集落など、さまざまな課題を抱えている地域でもある。
そんな地域課題に臨むべく、NTT東日本と只見川電源流域振興協議会(奥会津振興センター)が協定を結び、実証実験など様々な施策を行っている。どのような経緯で協定を結び、どのように奥会津の課題に向き合っているのか、両者の方々に話を聞いた。