フジ・メディア・ホールディングスは23日、ダルトン・インベストメンツ側が16日に行った株主提案を差し替える方針であることを明らかにした。日本国籍を有しないと思われる取締役候補が入っていたことによるもの。
16日に公表されたダルトン側の取締役候補を受け、フジHDは「日本国籍を有していない方が当社取締役に選任された場合には、放送法上、原則として認定放送持株会社の認定が取り消される」旨を指摘。これを受け、22日付で当該人物を別の者に変更する旨の書面が送られてきたという。
認定放送持株会社の審査事項には「外国人等が特定役員でないこと」という項目がある。