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【2025年ゴールデンウィーク】旅行予定は「4月26日」と「5月3日」に集中、人気の旅行先は? - カレンダーアプリが分析

2025年04月18日09時09分 / 提供:マイナビニュース

TimeTreeは4月17日、2025年ゴールデンウィークの旅行傾向を分析したレポートを発表した。調査は2019年1月1日~2025年4月7日の期間でTimeTreeに登録されたデータを対象として行われた。
○旅行予定の集中は「4月26日」と「5月3日」

TimeTreeに登録された予定のうち、「旅行」をタイトルに含む予定の登録数を集計したところ(同期間の予定登録数の平均値を1.0として算出)、もっとも高かったのは「5月3日(土・祝)」で、次いで「昭和の日」前の「4月26日(土)」となった。

一方で、「昭和の日」である「4月29日(火・祝)」を含む4月28日(月)~5月2日(金)は平均を下回っており、今回のGWは、「動く日」と「動かない日」が明確に分かれた構造が見られる。

○日帰り旅行のピークは「4月26日」

「日帰り旅行」をタイトルに含んだ予定をみると、最も高かったのは「4月26日(土)」だった(同期間の平均値を1.0とした指標)。次いで「5月3日(土・祝)」、「4月27日(日)」、「5月5日(月・祝)」の順に高いことが分かった。飛び石型連休の今年は、日帰り旅行であっても予定を立てやすい日を選んで行動している傾向が見て取れる。

○日帰り旅行は高齢層の行動意欲も健在

世代別でみると、「日帰り旅行」は70代が最も多く、次いで60代、50代と続く。シニア層は、遠出や宿泊を避けつつも、身近なレジャーを楽しむ傾向が伺えた。特に70代ではその傾向が顕著で、2024年の同時期・同世代の結果と比較しても2倍以上もの増加が見られた。一方で、宿泊を伴う旅行予定では、20代と30代が特に多く、若年~中年層がGWの旅行を牽引している実態が見え、世代ごとの旅行スタイルの違いが明らかになった。

○旅行予定は回復傾向も、コロナ前の5割

TimeTreeに登録された「旅行」を含む予定について、2019年から2025年の4月26日~5月6日のデータをもとに、2019年(コロナ禍前)を1.0として推移を比較した。

コロナ禍で大きく落ち込んだ旅行予定は、2022年以降徐々に回復し、2024年にはピークを記録。2025年はわずかに後退したものの、依然としてコロナ前の約半分の水準に戻っていることが分かる。

一方で、「件数は戻りつつあるが、完全には元通りになっていない」点から、旅行は特別なものから、生活に溶け込んだものへと、定着フェーズに移行しつつあるとも読み取れる。

○国内旅行先1位は「沖縄」、海外1位は「韓国」

「旅行」を予定名に含むデータから、登録件数の多い上位300件のものを抽出し、予定名に地名が含まれていたものについて集計することで、国内および海外の旅行先の傾向を分析した。国内旅行先ランキングの1位は「沖縄」、2位が「北海道」、3位が「大阪」だった。3位の「大阪」を紐解いて行くと、4月13日に開幕された「大阪万博」の文字を含む「万博旅行」「大阪万博旅行」なども予定に含まれていた。関東圏からは長距離移動が必要な観光地が上位に並ぶ一方で、5位以内に「静岡(熱海、伊東等含む)」「神奈川(箱根、鎌倉等含む)」など、日帰りでも可能な目的地も登場している。

また、前年の2024年と比較すると、1位だった「大阪」が3位に順位を下げた一方で、「沖縄」「北海道」が順位を上げてトップ2に。2024年に上位にランクインしていた「京都」「東京」「名古屋」「広島」などの都市型観光地は、大阪万博が開催される「大阪」以外が順位を下げた一方で、関東圏からアクセスの良い地域(「静岡(熱海、伊東等含む)」「神奈川(箱根、鎌倉等含む)」)が上位にランクインする結果となった。

また海外旅行先では、年末年始の海外旅行先に引き続き、「韓国」や「台湾」、「タイ」が上位に。比較的距離が近く、短期間でも楽しめるアジア圏の人気が目立った。

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