将来宇宙輸送システムは、宇宙往還を想定した小型ロケット離着陸試験機「ASCA hopper」(アスカ ホッパー)ミッションにおいて、液体メタンエンジンの燃焼試験に成功したと4月16日に発表した。
今回試験したのは、推進剤に液体メタン、酸化剤に液体酸素を使った液体燃料ロケットエンジン。エンジンの性能確認を目的として実施した初回試験(2024年9月)では着火しなかったため、必要なデータを取得できていなかったが、原因を究明し対策を講じて、2025年3月12~18日に愛知県碧南市で試験を実施。期待する成果を得られたとしている。