コラムニストの小林久乃が、ドラマや映画などで活躍する俳優たちや、世間で話題の著名人たちについて考えていく、連載企画『バイプレイヤーの泉』。
第154回は俳優の唐田えりかさんについて。最近、ご時世なのか「女優」とは呼ばずに「俳優」と呼ぶ風潮がある。国外であれば「actor」「player」と統一されているパターンも。個人的にはどちらでもいいし「女優」のほうが、艶っぽさが漂っていて好感が持てる。でも今回気になった唐田さんに関しては「俳優」だと思う。字面、発音ともに端端から、骨太さが伝わってくるような言葉が27歳の彼女にはよく似合う。
○不可解な人物を見事に表現