2025年04月15日18時32分 / 提供:マイナビニュース
オーネットは、「新社会人の職場恋愛に関する意識調査」の結果を4月11日に発表した。同調査は、2025年3月18日~ 3月25日の期間、4月から新社会人となる全国の22~23歳の独身男女214人 (男性:69人、女性:145人)を対象にインターネットを用いて行われた。
4月から新社会人となる男女214人に対して、現在交際中の恋人がいるかどうかを尋ねたところ、全体の37.4%が「いる」と回答し、男女別では男性31.9%、女性40.0%という結果に。一方で、「いない」と回答した人は全体で62.6%、男性68.1%、女性60.0%となった。
次に、恋人が「いない」と回答した人に、「職場での異性(恋人)との出会いに期待しているか」という質問をしたところ、最も多かったのは「あまり期待していない」(全体:30.6%、男性:23.4%、女性:34.5%)であった。
続いて、「全く期待していない」(全体:26.9%、男性:29.8%、女性:25.3%)、「少しは期待している」(全体:22.4%、男性:21.3%、女性:23.0%)、「大いに期待している」(全体:11.2%、男性:12.8%、女性:10.3%)という結果になった。
また、「少しは期待している」「大いに期待している」と回答した男女(全体:33.6%)に対して、「職場恋愛のメリット」を尋ねたところ、最も多かったのは「仕事上の悩みについて相談できる」で、全体の26.7%、男性31.2%、女性24.1%という結果となった。
2番目は「共通の話題で話がはずむ」(全体:22.2%)で、男性31.2%、女性17.2%と、男性と女性の回答に大きな差異がある結果に。そのほか、「生活のリズムが同じ」(全体:20.0%、男性:25.0%、女性:17.2%)、「会うことが容易にできそう」(全体:15.6%、男性:12.5%、女性:17.2%)といった声も寄せられた。
これらの結果から、男女ともに新社会人として不安を感じるなかで「何かあった時に相談しあえる職場恋愛」という安心感をメリットとして感じているのかもしれないと同社は分析している。
最後に、「あまり期待していない」「全く期待していない」と回答した人に、「職場恋愛のデメリット」を尋ねたところ、最も多かった回答は「別れた時に気まずくなる」(全体:46.8%、男性:36.0%、女性:51.9%)で、全体の約半数近くが別れた時のことを気にすることが明らかに。特に女性の割合が男性より15.9%も高く、別れた際の職場環境への影響を強く懸念していることがうかがえる結果となった。
また、2番目に「特にない」(全体:18.2%、男性:20.0%、女性:17.3%)、3番目に「仕事に集中できない」(全体:16.9%、男性:28.0%、女性:11.5%)とつづき、特に3番目の回答からは、男性の方が女性よりも恋愛が仕事に与える影響について敏感であることが示された。
さらに、「職場の周囲の目(うわさ)が気になる」「休日のデートの新鮮味がなくなる」「話題がいつも仕事のことになりそう」「自分の給料や交友関係が知られてしまう」といった声も多く寄せられた。