2025年04月14日12時15分 / 提供:マイナビニュース
GRADMINは4月8日、「キャッシュレス決済の利用実態」に関する調査結果を発表した。調査は2025年3月、全国の10代~60代以上の男女500名を対象にインターネットで行われた。
○普段の買い物における決済方法の傾向
全体的な買い物傾向では、クレジットカード(25.2%)が最も多く、次いで現金(22.4%)となっている。QRコード決済では、PayPay(15.6%)と楽天ペイ(12.4%)の利用が上位を占めている。
○場所別キャッシュレス決済利用状況
コンビニでの買い物では、PayPay(25.2%)が最も多く利用されており、現金(19.6%)を上回っている。電子マネー(13.8%)と楽天ペイ(13.6%)も一定のシェアを獲得している。
ドラッグストアでは、現金(25.2%)とクレジットカード(22.4%)が主流となっており、PayPay(17.4%)が続いている。
飲食店では、現金(30.4%)が最も多く利用されており、クレジットカード(25.6%)がそれに続いてている。PayPay(17.4%)も一定のシェアを確保している。
アパレルショップでは、クレジットカード(46.0%)が圧倒的に多く利用されており、現金(21.0%)を大きく引き離している。
美容院・サロンでは、現金(40.0%)が最も多く、クレジットカード(34.2%)が続いている。キャッシュレス決済の浸透がまだ進んでいない傾向が見られる。
タクシー利用時は、現金(51.6%)が半数以上を占めており、クレジットカード(20.6%)が2位となっている。タクシー業界でのキャッシュレス化は、他の業種と比較して遅れている実態が明らかになった。
○キャッシュレス決済選択の決め手
消費者がキャッシュレス決済手段を選ぶ際の重視ポイントとしては、「ポイント還元率の高さ」(42.8%)が最も多く、次いで「利用可能店舗の多さ」(20.6%)、「決済時の操作のしやすさ・速さ」(16.2%)となっている。