2025年04月10日17時46分 / 提供:マイナビニュース
BAKEが運営する焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」は、4月12日にリブランディングする。これまでチーズタルト一筋で10年間運営してきたが、今後はチーズを中心に多彩な商品を販売する"チーズ菓子専門店"となる。全国各地にある店舗は順次、新業態に移行する予定。都内で発表会が開催された。
○チーズが持つさまざまな表情を引き出す
ブランドは11年目を迎え、第2フェーズに入る。これからのBAKEが目指す形は、北海道生まれのチーズ菓子専門店「BAKE CHEESE TART」。焼きたてにこだわったチーズタルトだけでなく、シーンや気分に合わせて選べる幅広い商品ラインナップを揃えていく。ブランドコンセプトは「Cheese Metamorphose 何度でも感動するお菓子へ、チーズをメタモルフォーゼ」。とろとろ、カリカリ、しょっぱさ、甘さ、香ばしさなど、チーズが持つ様々な表情を引き出しながら、これまでにない感動を消費者に届けていく。
BAKE CHEESE TARTの新商品は、焼きたて(店舗製造)シリーズ、箱菓子シリーズ、冷蔵シリーズで展開する。
「焼きたてタルト ミルキーマスカルポーネチーズ」(351円 / 個)は、北海道産マスカルポーネチーズムースに、やさしい甘さのミルクソースを重ねたミルク感たっぷりな味わいのチーズタルト。ココアとアーモンドパウダーを練り込んだザクっと香ばしいタルトカップが、心地よい食感のアクセントになっている。仕上げにはサクサクのクランブルをトッピングした。
「焼きたてタルト 焦がしキャラメルベイクドチーズ」(351円 / 個)は、北海道産クリームチーズムースにコク深い焦がしキャラメルソースを重ねた、満足感たっぷりのチーズタルト。全粒粉を使用したザクザク食感のタルトカップに、濃厚でミルキーなチーズムースを合わせた。
箱菓子シリーズの「ベイクTHEクッキー〈カマンベールチーズ〉」(405円 / 3枚入)は、カマンベールチーズのリッチな香りが広がる、サクホロ食感のクッキー。ほのかな塩味があり、食べ応えのある濃厚なチーズの香ばしさがクセになる味わいに仕上げた。ワインなどアルコールとの相性も良く、おつまみにもちょうど良い。なお、マスカルポーネとバターのコク深さが味わえる「ベイクTHEクッキー〈ミルキーマスカルポーネチーズ〉」も用意している。
箱菓子シリーズの「ベイクTHEスフレケーキ〈北海道産のクリームチーズ〉」(3個入: 1,296円、6個入: 2,376円)は、ふわっと口の中でほどけるスフレケーキ。こだわり抜いた北海道産のクリームチーズとマスカルポーネチーズを使用し、さわやかなチーズの酸味とやさしい甘さを楽しめる。
BAKE 取締役 / CBOの北村萌氏は、リブランディングに踏み切った背景について「私たちは創業期から、専門店業態の1ブランド1プロダクト戦略にこだわってきました。けれど近年は洋菓子市場が急激に拡大しており、またブランドライフサイクルのスピードも早まっています。正直なところ、1ブランド1プロダクトでは太刀打ちできない、と感じる場面も増えてきました」と明かす。
そこで、1つの素材の美味しさを追求していく1ブランド1マテリアルに舵を切った。「今後は、お客様の選択肢が広がるブランド展開により、選べる楽しさを提供できたらと思っています」と北村氏。BAKEでは、まだ世の中にない商品を生み出していくため、まったく新しいブランドを年に2つくらいのスピードで立ち上げていく考えだという。
BAKE 代表取締役社長CEOの中野剛氏は「変わりゆく時代の中で、人々のお菓子に対するニーズも大きく変化しました。その変化に応えるべく、リブランディングを決断しました。お菓子の可能性を信じ、お菓子をもっと美味しくもっと面白くするという情熱を忘れず、お客様に愛されるブランドであり続けられるよう努力を重ねてまいります」と挨拶。
またBAKE 執行役員 / ブランド戦略統括の馬場諭氏は、とろけだすチーズをイメージした新たなブランドロゴに込めた思い、ブランドカラーにmilky white×lilac blue×silverの淡い3色を用いた理由、そして新たに展開するストアデザインのフォルムについて説明し、「ひとくちであなたも思わず惚れ直しちゃう。そんなチーズ菓子を、これからも届けていくために」といったブランドコンセプトを紹介。そのうえで「2013年に誕生したBAKEのチーズタルトを初めて食べたときの感動を、もう一度、皆さんに体験してもらうために。これからの10年もお客様に感動を届けていける、そんなブランドに成長させていきたいと思っています」とむすんだ。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら