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肛門のかゆみはなぜ起こる?原因・治療法・予防法をわかりやすく解説

2025年04月11日11時46分 / 提供:マイナビニュース

大正製薬が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ」では、4月9日に「お尻の穴(肛門)のかゆみ」を新着公開した。

お尻の穴(肛門)にかゆみを感じる人は多いが、そのほとんどは病気が原因ではなく、いわゆる「肌荒れ」によって引き起こされるかゆみである。

このようなかゆみを「肛囲掻痒症(こういそうようしょう)」という。

お尻の穴(肛門)のかゆみについて、原因から予防法まで専門医が詳しく解説する。

かゆみは元々、肌についた虫や異物を取り除くために、「引っかく」という行動を起こさせるための防御反応。かゆみを感じる神経線維であるC線維の末端部分は、健康な肌では表皮と真皮の境界近くにあるが、バリア機能が失われ、乾燥した肌は外敵や異物が侵入しやすいため、角質のすぐ下にまでC線維が伸びてくる。

そのため、健康な肌では感じないような少しの刺激でも、すぐにかゆみが引き起こされるようになってしまう。

私たちの全身を覆う肌(皮膚)には、紫外線やウイルス、細菌など外部からの異物の侵入を防ぎ、体内の水分を保持する大切な役割がある。

これを肌の「バリア機能」といい、肌が弱酸性の状態の時に正常に働く。ところが、お尻の洗いすぎや、下痢や便秘などの何らかの原因で肌がアルカリ性に傾くと、バリア機能が低下し、かゆみや乾燥などの肌トラブルを引き起こしてしまう。

また、自律神経のうち、副交感神経が優位になっているとかゆみを感じやすくなる。そのためリラックスしている時や、夜寝ている時にかゆみの症状が悪化しやすくなる。

穴(肛門)のかゆみの原因は以下の通り。

・お尻の穴(肛門)のかゆみのほとんどは、弱酸性の肌がアルカリ性に傾くことで起きる

・物理的な刺激によって引き起こされるかゆみ

・カンジダ症・その他の病気によるかゆみ

お尻の穴(肛門)のかゆみの症状は以下の通り。

・乾燥肌は、かゆみの症状が出やすい

・夜間やリラックスしている時は、かゆみの症状が出やすい

お尻の穴(肛門)のかゆみの治療・対処法にはかゆみのホームケアが必要である。

お尻の穴(肛門)のかゆみの予防法は以下の通り。

・お尻は石けんで洗わず、ぬるま湯だけで洗う

・熱いお風呂に長時間浸からない

・お風呂上がりに保湿をする

・温水便座は「弱」で「10秒以内」に。トイレットペーパーでこすらない

・通気性のよい下着を選ぶ

・便通を整える

・長時間の座りっぱなしを避ける

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