2025年04月09日18時07分 / 提供:マイナビニュース
クランピーリアルエステートは4月8日、「注文住宅の不満」に関する調査結果を発表した。調査は1月26日~2月12日、注文住宅の購入経験者264名を対象にインターネットで行われた。
「注文住宅の建築費用は予算内に収まりましたか?」と質問したところ、「予算内だった」という人はわずか21.3%にとどまり、7割近くの人が「オーバーした(大幅に+やや)」(67.1%)ことが明らかに。
そこで、注文住宅の費用に関して不満だった点を教えてもらったところ、「初期の見積もりから大幅にコストが増えた」(28.1%)、「契約内容がそもそも曖昧で追加費用が発生した」(21.5%)、「料金設定が不透明で、納得できなかった」(11.2%)が上位に。
また、担当者への不満についても聞くと、「担当者の提案力の欠如」(27.7%)が最も多く、次いで「コストの透明性が低かった」(23.9%)、「担当者のコミュニケーション不足」(23.1%)が上位に。具体的な意見としては、「親身になって相談に乗ってくれなかった」「こちらの要望をうまく伝えられなかった」といった声が寄せられた。
同様に、不動産会社が提案したデザインについても、6割近くが何かしらの不満を抱えていることが明らかに。具体的には、「収納スペースが不足している」(17.5%)、「内装の仕上げが満足できなかった」(15.9%)、「動線の設計が不便だった」(11.2%)、「外観デザインが希望と異なった」(10.8%)が上位にあがった。
続いて、実際に注文住宅を建てた人たちが、不動産会社にどのようなアフターサポートを求めているのかを聞いたところ、最も多かったのは「迅速な対応・スピード解決」で、「問い合わせや連絡への返信を早くしてほしい」「不具合や修繕にすぐに対応してほしい」といった意見が目立つ結果に。
また、「定期的な点検・連絡」を求める声も多く、「定期点検の頻度を増やしてほしい」「定期的な連絡や訪問をしてほしい」といった要望も。このほか、「丁寧な説明・寄り添う姿勢」や「保証期間・無償修理の充実」といったサポートを望む声も目立った。