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メールアドレスを明かさずやりとり、エイリアス機能が使える主要メールサービス4選

2025年04月05日06時00分 / 提供:マイナビニュース

本来のメールアドレスとは別のアドレスを利用できる「エイリアス機能」を備えたメールサービスが増加している。

エイリアス機能があれば、本来のメールアドレスを公開せずに済むことから、オンラインサービスでの会員登録時などでも気兼ねなく利用でき、万一の流出時もすぐさまメールアドレスを変更できる。複数のメールアドレスを利用するためにわざわざ複数のアカウントを所有する必要もなく、受信トレイを一本化できるメリットもある。

今回は、こうしたエイリアス機能を備えた4つのメールサービスを紹介する。用途としては原則同じだが各社のアプローチは大きく異なるので、何ができて何ができないかを見極めてほしい。なお各サービスは基本機能は無料で使えても、エイリアス機能を使用するには有料プランへの登録が必要な場合もあるので、利用にあたっては留意してほしい。
○その1「Gmail」

Gmail(関連リンク)は、元のメールアドレスが「xxxxxx@gmail.com」ならば、「xxxxxx+test@gmail.com」といった具合に、所有するメールアドレスの@の手前に「+」をつけて文字列を追加することで、エイリアスとして利用できる。追加する文字列は事前に登録しておく必要はなく、ユニークなメールアドレスを無制限に作成できる。

作成したエイリアスは、元のメールアドレスと同じ受信トレイで管理できるほか、受信トレイも分け、完全に別のメールアドレスとして扱うこともできる。フォーマットが固定されているため、元アドレスを容易に推測できるのはマイナスだが、受信するだけならば事前の設定も不要で、手軽さについては後述するサービスと比較してもピカイチだ。

○その2「Yahoo!メール」

Yahoo!メール(関連リンク)は「セーフティアドレス」と呼ばれるエイリアス機能を用意している。これは「@」の手前の文字列を自由に書き換えられる機能で、ベースネームとキーワードという2つの文字列をハイフンで連結させ、最大10個までのアドレスを作成できる。例えばベースネームが「test1」、キーワードが「test2」であれば、「test1-test2@yahoo.co.jp」というアドレスになる。

このベースネームとキーワードは、すでに個人で所有しているメールアドレスの@の手前部分を使うのはNGで、完全にオリジナルの文字列でなくてはならないため、元のメールアドレスを完全に隠した状態でやりとりできるのが、前述のGmailとの最大の相違点だ。注意点は、受信にしか使わない場合でもあらかじめ設定しておかなくてはいけないこと、またベースネームの変更が通算2回までしか認められていないことくらいだろうか。

○その3「iCloudメール」

iCloudメール(関連リンク)も、メールのエイリアスを追加する機能を搭載している。すでに個人が所有しているiCloudメールのアドレスとは無関係な文字列を利用できるので、元アドレスを知られることなくやりとりすることが可能だ。また前述の2サービスのように@の手前の文字列に「+」や「-」など、見る人が見ればエイリアスだとわかってしまう記号が含まれず、普通のメールアドレスに見えるのも利点だ。

ただし利用可能なメールのエイリアスは最大3つまでという制限があるため、相手やプロジェクトごとといった細かい区分でメールを分類するには不向きだ。仕事とプライベートという大きなくくりで使い分けたり、あるいは1年間同じエイリアスを使い続け、スパムメールが届くようになり始めたら新しいエイリアスに切り替えるといった運用が考えられる。なおエイリアスの文字数は3~20文字に制限される。

○その4「Outlook.com」

Outlook.com(関連リンク)もメールエイリアス機能を搭載している。ひとつのMicrosoftアカウントに対して複数のエイリアスを関連付け、その中からメールの送信元として使うメールアドレスを選ぶ仕組みとなっている。メールアドレスは「outlook.jp」または「outlook.com」というドメインの@の手前の文字列を自由に設定できるほか、自身で取得したまったく別のアドレスをエイリアスに使うこともできる。

もともと使っているアドレスと並列関係にあるメールアドレスを追加し、それらをプライマリとして設定することも可能であるなど、ほかのサービスと比べると元のアドレスとエイリアスという区別が薄いことが特徴だ。またMicrosoftアカウントへのサインインにも利用できるなど、利用の幅はひときわ広い。

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