三井住友信託銀行は3月25日、「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2025年)の結果を発表した。調査は1月、全国の18~69歳の男女1万1,435名を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。
「金利なき時代」が長く続いた日本の住宅ローン金利。金利なき時代を経て、変動金利を選択する人が大幅に増加し、1990年までの借入れのうち24.1%だった変動金利が、2021年~2024年には60.4%と約2.5倍に伸長した。しかし、2024年に日本銀行がゼロ金利政策を解除すると、変動金利は50.0%にまで減少し、長期の固定金利が増加。「金利がある世界」に戻りつつあるという。