2025年02月27日22時58分 / 提供:マイナビニュース
レクサスは2月27日、ラグジュアリークロスオーバーSUV「RX」の一部改良モデルを発売した。全国のレクサス店を通じて販売する。
RX500h“F SPORT Performance”:903万円
RX450h+“version L”:887万円
RX350h“version L”:2WD(FF)760万円、AWD 811万円
RX350“version L”:2WD(FF)668万円、AWD 709万円、AWD 713万円
RX350“F SPORT”:2WD(FF)668万円、AWD 709万円、AWD 713万円
レクサス「RX」は、1998年に北米で発売され約95の国と地域で累計約400万台(2024年12月末時点)を販売したラグジュアリークロスオーバーSUV。今回の一部改良モデルは、Always Onの思想に基づき、静粛性を進化させ質感の高い走りを実現する機能を盛り込んだ。
走りの質については、アブソーバー減衰力、AVS制御定数、EPS制御定数など、シャシーのセッティングを最適化。車両の上下挙動を低減し、フラット感のある上質な乗り心地を提供するとともに、操縦安定性を高めた。
グレード別の改良では、「RX500h」の駆動力特性を変更。低開度域ではアクセルコントロール性を高め、踏み増し時はパラレルハイブリッドシステムの持つパワフルでレスポンスの良い加速感が得られる。減速度の初期応答性も良くなり、車両コントロールのしやすさも向上した。
「RX450h+」「RX350h」では、アクセル開度に対する駆動力特性の出し方を変更。レスポンスとコントロール性を高め、ドライバーの操作に対して車両が素直に応えるようになった。
「RX500h」「RX450h+」「RX350h」のAWD車には、車速に応じて後輪の向きを制御するDynamic Rear Steering(DRS)を設定。低速での高い取り回し性能と高速での安心感が増している。Sportモード選択時は、同相転舵領域が中速にまで拡大。旋回時の応答性が向上した。
静粛性の向上については、ダッシュインナーサイレンサーの目付量をアップし、インストルメントパネルに吸音材を追加することでエンジンノイズを低減。リヤドアガラスはアコースティックガラスとし、リヤボディ周りに制振材と吸音材を追加して後席周りの騒音を減らしている。
インテリアデザインは、「RX500h」“F SPORT Performance、および「RX350」“F SPORT”の内装色にホワイトを追加。ホワイトとブラックとのハイコントラストな配色によって、ラグジュアリーでスポーティな室内空間を演出する。
エクステリアデザインは、「RX450h+」「RX350h」「RX350」の“version L”において、従来の21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装/ダークプレミアムメタリック塗装)に加え、21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)を新たにメーカーオプションとして設定した。
主要装備では、液晶メーターを12.3インチフル液晶メーターに変更。視認性が向上し、より運転に集中できる室内空間に改善している。先進安全装備は、「RX350」“F SPORT”に高度運転支援技術「Lexus Teammate」の「アドバンストパーク(リモート機能付)」を標準設定とした。