「メモリ」という言葉の定義には曖昧な部分があり、iPhoneに関していえば「ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)」と「フラッシュメモリ(内蔵ストレージ)」の2種類が存在します。
RAMとは、データを繰り返し読み書きできるが永続的に保存されない(電源を切れば失われる)記憶領域です。フラッシュメモリと比較した読み書き速度は圧倒的で、高速性が要求されるアプリの作業領域/一時記憶領域として適しています。ただしフラッシュメモリと比較して高価なため、iPhoneに搭載される容量は限られます。