2025年02月04日19時38分 / 提供:マイナビニュース
パナソニック ホールディングス(HD)は2月4日、2025年3月期の連結売上高(国際会計基準)が前期比2%減の8兆3000億円になる見通しだと発表した。従来予想から3000億円引き下げる。車載電池を手がけるオートモーティブシステムズの全株式譲渡により、同社が2024年12月より連結対象から除外されたことが影響した。営業利益と純利益はそれぞれ3800億円、3100億円と従来予想を据え置いた。
2024年4~12月期の連結決算に関しては、売上高が前年同期比2%増の6兆4039億円、営業利益が9%増の3483億円だった。くらし事業、コネクト、インダストリーの販売増に加え、為替換算の影響が寄与した。また個別事業では、くらし事業で苦戦が続いていた欧州向けヒートポンプ式温水給湯暖房機事業が増収に転換し、中国家電が補助金効果で前年並みになったほか、生成AI関連事業が好調に推移した。
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