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『御上先生』奥平大兼、ドアップ描写で日曜劇場らしさ実感「迫力がすごい」 学園モノのやりがいも語る

2025年01月26日19時25分 / 提供:マイナビニュース

●学園ドラマの面白さと大変さを実感
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜21:00~)で、隣徳学院3年2組の生徒・神崎拓斗を演じている奥平大兼にインタビュー。日曜劇場初出演の感想や学園モノのやりがいなど話を聞いた。

本作は、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(松坂桃李)が隣徳学院3年2組の担任教師になり、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。

奥平が演じる神崎は、報道部の部長でジャーナリスト志望。新聞記者の父親に対しては尊敬と反発の入り混じった複雑な感情を抱いている。正義感があり成績優秀だが、喜怒哀楽を表に出さないタイプ。クラスの空気を支配してしまうようなカリスマ性がある。

――日曜劇場初出演となりますが、出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

たくさんの名作を生み出してきた日曜劇場という枠に出演させていただくのはとても光栄だなと思いますが、出演が決まった時は正直そこまで意識していませんでした。撮影が始まって、日曜劇場特有の顔のドアップの撮影を経験した時に、「うわっ日曜劇場だ!」って初めて感じ、今までの日曜劇場のそういうシーンが頭の中に出てきて、すごいチームでやらせていただいているんだなと実感し始めました。

――現場でご自身のドアップの映像をご覧になって、どう感じましたか?

恥ずかしいです(笑)。でもやはり、迫力がすごいなと感じ、映像がつながって完成したものを見るのが楽しみだなと思いました。

――ドアップのシーンならではの監督からの演出などがありましたら教えてください。

そういうのは全くないです。僕らはいつも撮影している感じで、それをめちゃくちゃ寄りで撮ってもらうという。意識することは、瞬きをあまりしないことぐらいです。瞬きをたくさんしていたら気になってしまうと思うので。

――ドラマの面白さはどう感じていますか?

クラス全員がキャスティングされている学園モノに出演するのは2回目ですが、この作品に出てくる子たちは強い子ばかりだなと思っていて、神崎もそうですし、先生もそうですし、他の役の人たちもみんな、何かの問題に対して真っすぐにぶつかっていくというのがとても強いなと。現実世界で自分が同じ立場に立たされたら、なかなか同じような行動はできないと思います。

――学園ドラマならではの面白さをお聞かせください。

みんな同世代なのでうるさいです(笑)。本当に学校にいるような感覚になれるというか、年齢差はありますがみんなタメ口になってきていて、高校生に戻ったかのようなくだらない話もしますし、それがすごくいいなと感じています。

――逆に、学園ドラマならではの大変さもありましたら教えてください。

クラスのシーンで、誰かがしゃべっていて自分はセリフがないシーンもあるので、そうなると集中力がどうしても続かないんです。自分がしゃべるシーンじゃなくてもリアクションはあるので、集中力をどう温存しておくかというのは、前回の学園モノ(日本テレビ系『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』)でもすごく勉強になったと思っていて、そこはみんな大変なことかなと思います。

●「お菓子の減る量が半端じゃない(笑)」
――同世代の俳優たちとの共演で刺激も受けますか?

そうですね。みんなそれぞれ色があって面白いです。『最高の教師』でも窪塚愛流くんと一緒だったのですが、僕は愛流くんのお芝居がすごく好きで、彼にしかできないお芝居をするんですけど、今回はその時とはまた違った感覚を覚えています。1年の間にみんないろんな現場を経験していますし、役柄も違いますし、共演するのが2回目の子もお芝居見ていて楽しいですし、初めましての子もこういうお芝居をするんだって知るきっかけになりますし、とても面白い経験だなと思います。

――現場の様子を教えてください。

お菓子の減る量が半端じゃないです(笑)。みんなお菓子を食べまくっていて、異常なスピードでなくなるんです。それがすごく見ていて面白いですし、みんな楽しそうだなって。あと、みんなめちゃくちゃ写真を撮っていて、その写真を共有してくれるんですけど、ものすごい量なんです。なかなか自分でオフショットを撮ることがないので、みんなが撮ってくれてありがたいですし、各個人のSNSに上がると思うので、そういうのをどんどん見せていけたらなと思います。

――同世代の方の中で特に共演を楽しみにしていた方はいますか?

蒔田彩珠さんですね。蒔田さんは共演するのは初めてですが、以前から親交があって。僕がデビューして1年目の時にいろんな映画賞にお邪魔させていただいたのですが、その時に蒔田さんも『朝が来る』という映画でいろんな賞を取られていて、けっこう会っていて、その時はまだお話をしたこともなかったですが、同世代ですごくいいお芝居をする子がいるなと頭の中にあって、いつか共演してみたいと思っていたらうちの事務所に来て、ドラマも一緒になって、会う機会が多くなりました。今回、蒔田さんが演じる富永蒼は、神崎の幼なじみで、神崎も富永に対しては接し方が変わるような役柄で、富永とのシーンは面白いです。

――共演が決まった時、蒔田さんとどんな話をされましたか?

「次一緒じゃん」くらいしか話してないですけど、普通は仕事で出会って仲良くなったらプライベートで遊ぶようになるというのが、たまたま特例で、先に知り合ってからのお仕事だったので、最初は一緒にお芝居するのにちょっと違和感があり、不思議な感覚でした。

――視聴者目線で、奥平さんが感じる学園ドラマならではの楽しみ方も教えてください。

一番は、これからの役者さんを見られるというのが面白いところかなと思います。歴代の素晴らしい学園モノから売れた方や注目を集めた方がたくさんいると思いますが、学園モノはこれからどんどん出てくるような子の出世作になりやすいと思うので、そういう子が見られるというのはすごく面白いと思います。あと、リアル高校生の子もいるので、今の高校生を知るきっかけになるというか、これから大人になっていく子たちが今何を感じているのか見られるというのも学園モノならではだと思います。

■奥平大兼
2003年9月20日生まれ、東京都出身。映画『MOTHER マザー』(20)で長澤まさみ演じる秋子の息子・周平役としてデビュー。同作にて第44回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の新人賞を総なめにした。主な出演作に映画『マイスモールランド』(22)、『あつい胸さわぎ』『ヴィレッジ』『君は放課後インソムニア』(23)、『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』『赤羽骨子のボディガード』『Cloud クラウド』(24)、ドラマ『恋する母たち』(20/TBS)、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23/日本テレビ)、ディズニープラス『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』など。

(C)TBS

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