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着信音と通知音の音量を分けて設定できますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2025年01月25日11時15分 / 提供:マイナビニュース

iPhoneの音で何かに気付くといえば、電話の着信音と通知のどちらか。しかし、電話の着信に比べて通知のほうが件数は多く、着信音と同じ音量では煩わしく感じられるものです。だから着信音は大きめに、通知音は小さめに設定したい...そう考えるのも当然です。

結論からいうと、iOS 18.2の現在では着信音と通知音の音量を分けて設定することはできません。「設定」→「サウンドと触覚」画面の中ほどにある「着信音と通知音」スライダーは、着信音と通知音の共用で、一方だけを変更できない仕様となっています。

ただし、iPhoneを消音モード(マナーモード)に設定しているときには、着信音/通知音ともに内蔵スピーカーで鳴ることはありません。ふだん「着信音と通知音」スライダーの音量は大きめに設定しておき、周囲に人がいないときには通常モード、人がいて音量に気を使うときは通常モードと切り替えて使うのもひとつの方法です。

イヤホン接続時も同様ですが、通常モード時の着信音はiPhone本体とイヤホンの両方で鳴り、通知音はイヤホンのみで鳴ります。イヤホン接続時の着信音/通知音は必ず耳もとで鳴り、音量を小さめに設定していても気付きやすくなるというわけです。

なお、イヤホン接続時の消音モードは着信音しか鳴らしません。通知音はiPhone本体/イヤホンどちらからも鳴らなくなるため、通知の到着に気付きにくくなる可能性があります。イヤホンで音楽を聴いていたらメッセージ到着の通知に気付かなかったという事態を避けるためには、通常モードとの賢い使いわけが肝要といえるでしょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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