2025年01月24日10時50分 / 提供:マイナビニュース
セブン-イレブンがインバウンド需要で反響の高い商品を公開した。
○年末年始でインバウンド需要が拡大
昨年1年間の訪日旅行者が3,686万人、またコロナ禍前の2019年を15%上回って過去最多となる中で セブン-イレブン各店舗でもインバウンド需要が顕著に高まっているという。
この年末年始でも、同店は観光地や都市部など一部エリアでは年始の売上が昨年対比で1.2倍以上、コロナ禍前対比で約1.5倍になる日があるなど、インバウンドの影響が見られる。
○訪日外国人客に人気の商品は?
中国・韓国・台湾からの観光客を中心にSNSで話題となっている商品が「セブンプレミアム チョコっとグミ シャインマスカット味」(149.04円)。
シャインマスカット果汁入りのグミをクーベルチュールチョコレートで包んだ商品。国内でも新感覚のお菓子として人気だが、観光を目的とした外国人客における「シャインマスカット」のブームに後押しされ、該当商品の全国での売上がこの半年で10倍以上に伸長するなど、大きな反響を呼んでいる。「中国ではシャインマスカットが大人気ですが、お菓子に使われることは少なかったです。日本のスイーツで初めて味わう甘さと香りに心から感動しました」といった声も。
海外での日本食人気の高まりなどからわさびが注目。「セブンプレミアム 本わさび」(138.24円)は、特に韓国人客に人気だという。「韓国では"粉わさび"が主流なので、
日本ならではの"練りわさび"をおみやげに買います」という人も。お土産としても好評のようだ。
「たまごサンド」(248.40円)は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国からの旅行者に人気の商品。海外ではあまりない、しっとりした食パンを使用したサンドイッチ。ふわふわ食感を味わえることに加え、たまごのクリーミーさが人気のポイントのようだ。
「セブンプレミアム パンケーキメープル&マーガリン」(138.24円)は、アメリカからの旅行者に人気が高い商品。アメリカにはワッフルにチキンを乗せる「チキン ワッフル」という食べ方があるが、パンケーキの間に、揚げ物商品「揚げ鶏」や「ななチキ」を挟み、甘じょっぱい「パンケーキチキンサンド」にするのがSNSを中心に話題になっているとか。
「ベリーベリーヨーグルトスムージー」(330.48円)は、中国(台湾)、シンガポール、タイからの旅行客に人気の商品。フレッシュフルーツジュースを飲む習慣のある地域の人を中心に支持されているようだ。購入者からは、「冷凍とは思えないくらいフルーツのフレッシュさが感じられてびっくり!これを身近に年中楽しめるのがうらやましい」という声が寄せられている。
「セブンプレミアム 超特撰吟造り醤油たれ串団子3本入」(127.44円)は、韓国からの旅行客に人気。「韓国には団子のように餅(トック)があって親近感が あります。そこに甘じょっぱいたれを組み合わせるのは韓国にはないので、感動しました」との声が挙がっている。
「おでん 味しみ大根」(120.96円)は、韓国、シンガポールからの旅行者に人気。日本以外のアジア圏にもおでんに似た料理があるなか、日本のおでんへの関心は高く、来日の際に手軽におでんを購入できる場所としてセブン-イレブンが人気だという。