2024年07月18日11時15分 / 提供:マイナビニュース
iPhoneのキーボードといえば、画面上に表示されたキートップを操作して入力作業を進める「ソフトウェアキーボード」。サードパーティー製アプリも存在しますが、大半の日本語ユーザはアルファベットが並ぶ「ローマ字キーボード」、またはテンキーをタップ/スワイプする「日本語かな」を使用しています。
英文字入力の容易さでは、文字とキートップが1対の関係にあるローマ字キーボードに軍配が上がります。英大文字を入力するときには、SHIFTキー(上向き矢印キー)をダブルタップして矢印に下線が引かれた状態にすれば、いわゆる「Caps Lock」になり、大文字(半角)を直接入力できるようになります。
全角英文字を入力する場合には、キーボードを「日本語ローマ字」に切り替えたうえで、アルファベットを入力します。ただし、英語モードのときとは異なり、必ず変換処理を伴います。キーボード上の入力候補欄で確認し、適切なものを選びましょう。
日本語かなキーボードで全角英文字を入力する場合も、日本語ローマ字キーボードのときと大きく変わりません。「ABC」キーをタップしてアルファベット入力モードに切り替え、キーボード上の入力候補欄で確認しながら入力作業を進めます。
なお、日本語かなキーボードには「a/A」キーがあります。このキーは、日本語ローマ字キーボードのSHIFTキーと似ていますが、タップするつど直前に入力した文字を文字/小文字に切り替えることができるので、「iPhone」のように大文字/小文字が混在する単語の入力に威力を発揮しますよ。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら