2024年07月14日11時01分 / 提供:マイナビニュース
第83期順位戦B級1組2回戦(主催:朝日新聞社・毎日新聞社)の羽生善治九段と大石直嗣七段の対局が、7月13日(土)に東京・将棋会館で行われました。羽生九段の新型コロナ感染のため延期されていた1戦です。その結果、103手で羽生九段が勝利を収めました。
対局は、先手は羽生善治九段、後手は大石直嗣七段で始まりました。序盤では、両者が慎重に駒組みを進め、相手の出方を伺う展開となりました。角交換を経由しながら後手は2筋に飛車を振り、ダイレクト向かい飛車を採用しました。その後、先手の羽生九段が1歩得を主張し、後手の大石七段は金を手持ちにできているのが得と主張します。この序盤の均衡が後の中盤戦の激しい攻防につながっていきます。
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