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自分のiPhoneでは「緊急速報」が鳴りません!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2024年07月10日11時15分 / 提供:マイナビニュース

スマートフォンに届く地震に津波、Jアラートの通知といえば「緊急速報」。非常時にスマートフォンを鳴らして警告してくれる、携帯電話網を利用した公的なサービスです。突然大音量で鳴り響く警告音には驚かされますが、いざというときの備えですから、むしろありがたい存在といえます。

日本国内で販売されているiPhoneは、販売経路や通信キャリアの違いにかかわらず緊急速報を受信でき、その機能は出荷時点で有効に設定されています。まずは「設定」→「通知」→「緊急速報」の順に画面を開き、「緊急速報」スイッチがオンにされているか確認しましょう。

緊急速報は、緊急速報に対応した通信キャリアのSIMカードを使っていることが受信の前提となるため、iPhoneの電源をオフにしているときや電波の状態が悪い場所にいるときには届かないことがあります。

緊急速報が発せられているにもかかわらず自分のiPhoneには届かない場合、機内モードに設定していないか確認しましょう。緊急速報画面の「常に警報音を鳴らす」スイッチをオンにしていれば、iPhoneが消音(マナー)モードにしていても緊急速報の警報音が鳴ります。

なお、「格安SIM」などと呼ばれる仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供する通信サービスでも、緊急速報は届きます。スマートフォンにおける緊急速報メール/エリアメールでは宛先を指定せず、電波が届く範囲にあるすべてのスマートフォンに対しメッセージを一斉送信するため、契約が大手キャリアかMVNOかは影響しません。

ほかにも、速報配信対象外地域にある基地局の電波を受信してしまった、ネットワーク障害発生中だった、などの理由でも緊急速報が鳴らないことがあります。設定を見直しても受信漏れが不安な場合には、「Yahoo!防災速報」など配信エリアに制限されないアプリを用意してもいいでしょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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