2024年06月18日18時12分 / 提供:マイナビニュース
京都大学(京大)と科学技術振興機構(JST)は6月17日、涙液糖駆動(涙液に含まれる糖分からのエネルギーで動作すること)が可能な0.9pWの消費電力、0.1Vの電源電圧で動作する環境適応型電源・デジタル変換半導体集積回路の開発に成功し、22nm CMOSプロセスで実証したことを共同で発表した。
同成果は、京大 情報学研究科の新津葵一教授、同・劉昆洋助教、同・張瑞琳特定助教、同・北池弘明大学院生、同・田川宏紀大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、ハワイ・ホノルルで6月16日から開催中のIEEE主催の超大規模集積回路に関する国際シンポジウム「2024 IEEE Symposium on VLSI Technology and Circuits」の技術論文の要約集「Digest of Technical Papers」に掲載された。
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