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「ダイナミックタイプ」でアプリの文字サイズが変わりません!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2024年06月05日11時15分 / 提供:マイナビニュース

文字が小さくて読みにくい、細くてかすんでしまう...加齢によって視力は低下するもの、しかし買い替えのタイミングでなければiPhoneの画面サイズは変更できません。そんなとき、とりあえずの対策となる機能が「ダイナミックタイプ」です。

ダイナミックタイプは、アプリで使用するる文字の大きさ(フォントサイズ)を動的に変更する機能です。フォントサイズをうかつに変更すると、改行位置がおかしくなるなどのトラブルが発生するものですが、ダイナミックタイプに対応したアプリであれば、文字サイズ変更によって画面内の文字量が上下しても影響しないようシステム側で自動処理するため、レイアウトが崩れないというメリットがあります。

設定はかんたん、「設定」→「画面表示と明るさ」→「テキストサイズを変更」の順に画面を開きスライダーを左右に動かせば、ダイナミックタイプに対応するすべてのアプリでフォントサイズが変更されます。

注意したいのは、あらゆるアプリがダイナミックタイプに対応しているわけではないこと。多くのゲームアプリは厳密に画面デザインを決めているため、ダイナミックタイプには非対応です。SafariなどWEBブラウザも、サイト全体のデザインを重視するため、ダイナミックタイプによる文字サイズ変更の影響を受けないことがほとんどです。メールアプリも、HTMLメールはダイナミックタイプの設定を無視します。

しかし、カレンダーやメモ、メッセージといったiOS標準装備のアプリの多くがダイナミックタイプに対応しています。ホーム画面やアプリライブラリの文字サイズも変わりますから、文字が小さくて見えにくいときの応急措置としては悪くありませんよ。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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