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「Microsoft Publisher」のサポートが2026年10月に終了へ

2024年02月27日15時36分 / 提供:マイナビニュース

「Microsoft Publisher」は、MicrosoftがWindows向けに販売している簡易DTPソフトウェアである。現在はOffice LTSC 2021の一部、またはMicrosoft 365で利用可能なアプリのひとつとして提供されている。Microsoftは2月19日、このMicrosoft Publisherのサポートを2026年10月で終了するとアナウンスした。詳細は下記サポートページにまとめられている。

Microsoft Publisher は、2026 年 10 月以降はサポートされなくなります - Microsoft サポート

○「Microsoft Publisher」とは

Microsoft Publisherは、名刺やはがき、チラシ、グリーティングカードといったデザイン重視の文書の作成に適した簡易DTPソフトウェアである。Adobe InDesignやQuark XPressといった専門家向けの専用ソフトウェアに比べると機能は少ないが、WordやPowerPointなどの他のMicrosoft Office製品と同様の操作感で利用できるという強みがある。

現在は、Micosoft 365のサブスクリプションで利用可能なアプリとして提供されているほか、企業がボリュームライセンス契約を通じて利用できるOffice LTSC 2021にもバンドルされている。

○サポート終了日は2026年10月13日

Microsoftによると、Microsoft Publisherの永続ライセンス版は、Office LTSC 2021のサポートが終了する2026年10月13日に、同時にサポート終了を迎えるという。この日以降、セキュリティ修正を含む全てのアップデートを受け取ることができなくなる。Microsoft 365のサブスクリプションを契約しているユーザーも、2026年10月13日以降はMicrosoft Publisherにアクセスできなくなる。

後継となるアプリケーションのリリースは予定されておらず、WordやPowerPoint、Designerなどの既存のOfficeアプリケーションによってPublisherユーザー向けのシナリオをカバーしていく方針である。現時点ですでに名刺やラベル、封筒などの一般的な用途は、各アプリ向けのテンプレートによってカバーされている。

Microsoftは、Microsoft Publisherのサポート終了に向けて、他のOfficeアプリでPublisherのシナリオを実現する最新の方法を模索しているとのことだ。

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