2024年02月07日18時33分 / 提供:マイナビニュース
TSMCは2月6日、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)やデンソーとの日本における合弁ファウンドリであるJapan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)への52億6200万ドル以下の資本投入およびTSMCの完全子会社である米TSMC Arizonaへの50億ドル以下の資本投入を定例取締役会にて承認したことを発表した。
この増資により、JASMの出資比率は熊本第1工場の際はTSMC71%、SSS17%、デンソー12%であったものが、TSMC86.5%、ソニー6%、デンソー5.5%、新規出資のトヨタ自動車2%となり、TSMCの持ち分が大きく増えることとなる。ちなみに、TSMC ArizonaはTSMCが100%所有している。また、ドイツの生産子会社European Semiconductor Manufacturing(ESMC)の出資比率は、TSMCが70%、Infineon Technologies、Robert Bosch、NXP Semiconductors各社が10%ずつとなっている。
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