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Windows Server 2025と正式名称を発表、Microsoft

2024年01月29日08時16分 / 提供:マイナビニュース

Microsoftは1月26日(米国時間)、「Introducing Windows Server 2025! - Microsoft Community Hub」において、次期Windows Serverの正式名称が「Windows Server 2025」になると発表した。

○Windows Server Insider Preview 26040を公開

Microsoftは1月26日(米国時間)、Windows Server Insider Programに「Windows Server Insider Preview 26040」を公開するとともに、このビルドから名称が「Windows Server 2025」に変更されたことを伝えた(参考「Windows Server Insider Preview 26040 is out - and so is the new name - Microsoft Community Hub」)。

Windows Server Insider Preview 26040における主な新機能は次のとおり。

Windows 11と同じようにWindows Server Flightingのサポートを追加。この機能が追加されたことでISOイメージをダウンロードして手動でセットアップを実施する必要性がなくなっている
QUICオルタナティブポート経由のSMBをサポート。SMB over QUICの使用にあたってデフォルトのUDP/443ではなくほかのポートを使えるように変更

○Windows Server 2025の主な変更点や新機能

Microsoftは2023年11月の時点で、次世代Windows Serverの特徴として以下を発表している(参考「What’s New in Windows Server v.Next」)。

ホットパッチのサポート。再起動を必要としない新しいアップデート方法で、サーバ上で稼働中のワークロードに影響を与えずにアップデートを適用可能
次世代のActive Directoryのサポート。データベースページのサイズを32kに拡大し、NUMAスケーラビリティを改善し、セキュリティ強化が図られている。LDAPのTLS 1.3サポートやKerberos PKINITの変更などが含まれる
NVMeストレージのパフォーマンス向上、CPUオーバーヘッドの削減、ストレージレプリカのパフォーマンス改善、ReFSデデュープの導入などストレージの改善
GPUパーティショニングを導入し複数の仮想マシン間でGPUを共有可能にしライブマイグレーションやフェイルオーバークラスタリングをサポート
フルGPUを仮想マシン内にマップし高可用性を実現するGPUプール機能を導入
ネットワークATC、意図ベースのネットワーキング展開、SDNマルチサイトなどネットワークの改善
コンテナベースイメージの互換性向上、イメージサイズの削減、ナノサーバーのアプリケーション互換性の向上などコンテナ機能の向上
SMB over QUICをすべてのエディションで利用可能にし、SMB認証の制限、SMBサイニングの要件化、SMBダイアレクトの制御強化を実現
Windows Updateを通じて簡単に最新バージョンにアップグレード可能

発表時点で、Windows Server 2025のリリース時期については言及されていない。

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