2023年12月29日19時30分 / 提供:マイナビニュース
元メジャーリーガーの松井秀喜氏が28日、YouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』で公開された動画「【掛布雅之対談】松井秀喜さん 高校時代 甲子園 【presented by DID大同工業】」に出演。星稜高校への進学を決めた経緯を明かした。
○■それだったら星稜で頑張ったほうが…
石川県の名門・星稜高校の出身として知られる松井氏だが、中学時代は地元の公立高校に進学するつもりだったそうで、「やっぱり地元の高校で。兄もそうでしたし、自分もそのつもりでいました」と回顧。掛布雅之氏に「でも、最終的には星稜高校に入っていく。それはどういう理由ですか?」と尋ねられると、「私の中学の野球部のコーチが、星稜高校野球部のキャプテンをやっていて。10歳ちょっと上の方なんですけど。(星稜の)山下監督は駒沢大学なんですけど、そのコーチの方も駒沢大学なんですよ。すごいそこが近かったので」と返答する。
続けて、「私が中学2年生の時の試合を山下監督が見に来てて、私はキャッチャーをやってたんです」と振り返りつつ、「山下監督が私を見て、『お前のところのキャッチャー、なかなかいいじゃん』って。でも、もう1年ある。コーチが『彼はまだ2年生です』と言うと、余計に山下監督の頭に残って」と当時の裏話を披露。その後、3年生になり「そのコーチの方が『星稜が欲しがってる』と。それで迷い出すわけじゃないですか」「コーチは星稜出身なので行かせたい。自分はそこまでの気持ちはない」と、星稜高校への進学の可能性が浮上したという。
さらに、掛布氏が「最終的に星稜に行くことにしたのは、山下監督の存在が大きいんですか?」と聞くと、松井氏は「ラブコールを送ってくれたのはありますけど、高校の後ですよね。その後まで野球をやりたいかって、親とそういう話になったんです。大学まで行ってまでやりたいのかと」と明かしたうえで、「まだ、そこまでは続けたい。それだったら星稜で頑張ったほうが、ということで(進学を決めた)」と明かしていた。
【編集部MEMO】
『掛布雅之の憧球(どうきゅう)』は、“ミスタータイガース”こと掛布雅之氏が、自身の野球に対する素直な思いをストレートに視聴者に届けるコンテンツを提供するYouTubeチャンネル。掛布氏の座右の銘である「憧球」をチャンネル名に据え、今でも常に持ち続けている野球に対する憧れの気持ちでチャレンジしていく。