2023年11月17日12時49分 / 提供:マイナビニュース
X/Twitterを「見るだけ」で利用するには(2023年11月最新版)
旧Twitterでは、ブラウザ版Twitterにログインしないで「見るだけ」の利用が可能でしたが、2023年6月30日ごろからログインしないと見れない仕様に変更されました。イーロン・マスク氏のツイートによると、この仕様変更は一時的な措置とされていますが、いつ制限が解除されるかは不明です。そして現在も、X/Twitterのトップページや検索ページをログインせずに開くと、X/Twitterのログイン画面に転送される状態が続いています。
ところが今回筆者が試したところ、ユーザーのプロフィールページや投稿のURLをブラウザで直接開けば、ログインしないで「見るだけ」が可能となる場合がありました。したがって現在(2023年11月16日時点)、X/Twitterを「見るだけ」で利用するには下記の方法があります。
ブラウザ版X/Twitterをログインしないで見る
特定ユーザーのプロフィールをブラウザで開く
特定のポスト(ツイート)をブラウザで開く
見るだけ専用アカウントを作成して閲覧する
既存のアカウントで非公開リストを使う
いずれの方法でも相手をフォローすることなく、通知を一切されることなく、ポスト(ツイート)を見ることが可能です。ただし、ログインしないで見る方法は相手アカウントによってうまくいかない場合もあります。以下、各方法を順番に解説します。
ブラウザ版X/Twitterをログインしないで見る方法
旧Twitterでは、ブラウザでTwitterのトップページや検索画面にアクセスすれば、
ログインしないで「見るだけ」が可能でしたが、現在はその方法が通用しません。現在のX/Twitterでは、特定ユーザーのプロフィールページや投稿をブラウザで直接開くと「見るだけ」が可能となる場合があります。
利用中のX/Twitterアカウントがある人は、SafariのプライベートタブやChromeのシークレットタブで開くのがおすすめです。いちいちログアウトする必要がないうえ、ブラウザの閲覧履歴も残りません。
特定ユーザーのプロフィールを開いて「見るだけ」
投稿をチェックしたいアカウントが決まっているなら、ブラウザのアドレス欄に「https://twitter.com/ユーザー名」を入力してプロフィールページを閲覧してみましょう。アカウント名を知っているけどユーザー名がわからない場合は、GoogleなどのWeb検索で調べるとスムーズです。
今回は「マイナビニュース」の公式アカウントを例に、ログインしないで「見るだけ」の手順を説明します。
ただし、この方法は常に万全ではなく「見るだけ」ができないケースもあります。相手アカウントによっては、ログイン画面に転送される場合があるほか、最新の投稿が表示されない場合や、投稿が新着順(時系列)ではなくランダムに表示される場合もあります。今回の検証では、法則性を見出すことはできませんでしたが、金バッジのついた認証アカウントでは成功率が高い印象です。
特定のポスト(ツイート)を開いて「見るだけ」
シェアされた投稿のリンクをブラウザで開けば、X/Twitterにログインしないで「見るだけ」が可能です。さらに投稿者のアイコンをタップしてプロフィールページを開けば、そのアカウントの投稿を閲覧できる場合があります。
ログインしないで「見るだけ」の場合に制限されること
X/Twitterをログインしないで見る場合は、下記のようにさまざま機能が制限されます。もちろん、相手の投稿に返信やリポスト(リツイート)をしたり、相手をフォローしたりなど、自分がX/Twitterでアクションを起こすこともできません。
制限なく自由にX/Twitterを利用したければ、見るだけ専用アカウントを作成するなどしてログインする必要があります。
検索機能を利用できない
ハッシュタグをたどれない
翻訳機能を利用できない
投稿を開いても、返信が表示されない
投稿をリポスト(リツイート)、いいね、ブックマークしたユーザーを表示できない
プロフィールページでは「ポスト」タブ以外を閲覧できない(「返信」「メディア」「いいね」などすべて不可)
プロフィールページから相手アカウントの「フォロー」や「フォロワー」を閲覧できない
プロフィールページから閲覧できる投稿数に限りがある
プロフィールページで最新の投稿を閲覧できない場合がある
プロフィールページで投稿が時系列に表示されない場合がある
X/Twitterの設定を変更できない
見るだけ専用のX/Twitterアカウントを作成して閲覧する方法
X/Twitterを「見るだけ」で利用したい場合は、専用アカウントを作成する方法がもっとも確実な解決策と言えます。X/Twitterでは複数のアカウントを作成できるので、普段使うメインアカウントとは別に閲覧専用のサブアカウントを用意すると便利です。見るだけ専用アカウントでログインすれば、ログインしない場合のように機能制限を受けることもありません。
見るだけ専用アカウントを作成する方法
見るだけ専用アカウントを作るといっても、通常のX/Twitterアカウントを追加作成する場合と手順は変わりません。まずはじめに、X/Twitterのメニューを開き、アカウント作成ボタン(または三点ボタン)をタップします。
その後、アカウント名やメールアドレス(または電話番号)、生年月日の入力画面に進みますが、このとき既存アカウントに登録しているメールアドレスは流用できません。無料のメールサービスなどを使って、新しいメールアドレスを用意しておきましょう。