ソフトバンクの新型株「社債型種類株」が11月2日、東証プライム市場に上場した。社債型種類株の上場は国内では初めて。同日、東京証券取引場にて上場セレモニーが実施された。
ソフトバンクが発行する社債型種類株は、議決権と普通株式への転換権がない。議決権の希薄化が生じない「社債」と自己資本が拡充する「株式」の両面の顔を持つ。当初設定された優先配当金以上の配当が行われない「非参加型」の種類株式であり、優先配当金以上の配当に対する参加権は普通株主のみが有する。株主は議決権は希薄化することなく健全な財務基盤を確保するための自己資本の拡充を実現できると同社は考えている。