2023年10月27日17時39分 / 提供:マイナビニュース
広島大学は10月26日、16時間夜勤を伴う2交代制勤務の看護師の一般的な夜勤の時間帯を想定し、120分間の仮眠をまとめて取る「単相性仮眠条件」、90分間と30分間に分けた「分割仮眠条件」、仮眠を取らない条件の3条件を比較検討した結果、睡眠効率、睡眠潜時は仮眠間で統計的に違いは認められなかったが、総睡眠時間が長いと120分仮眠は疲労感が増加し、30分仮眠は眠気が増加することが判明し、90分仮眠は睡眠潜時が短いと、体温が上昇し、眠気や疲労感も増加することが示されたことを発表した。
同成果は、広島大大学院 医系科学研究科 基礎看護開発学の折山早苗教授によるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。
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