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東雲うみ、“プラモ制作動画”で注目集めるチャンネルが登録者数100万人突破「YouTubeは挑戦の場」

2023年10月15日10時00分 / 提供:マイナビニュース

●プラモデル好きを隠していた理由とは
グラビアアイドル・東雲うみのYouTubeチャンネル『うみちゃんねる【東雲うみ】』のチャンネル登録者数が100万人を突破した。同チャンネルでは、東雲の“プラモデル愛”あふれる制作動画が注目を集めており、動画「【ガチ自宅】オタクがZガンダム作ってみた【東雲うみ】」は500万回を超える再生回数を記録している。

YouTubeを始めるまでは、プラモデル好きであることを発信していなかったというが、その理由とは。また、プラモデル制作動画の裏話や、こだわりについても話を聞いた。(前後編の前編/後編:東雲うみ、会社員からグラドルに“転身”した理由とは「燃えるんですよね」)

○■偏見コメントを書き込んでいるのは一部の人

――YouTubeのチャンネル登録者数があと少しで100万人に到達しますね(※取材は100万人到達前に実施)。

YouTubeを始めたのは完全に趣味がきっかけで、自分の好きなものを世の中に発信して、いろんな評価や感想をもらいたいと思ったからでした。例えば、自分がガンプラを作って、それに対して、皆さんがどんな反応をしてくれるのかなって。なので、こんなにもたくさんの方にチャンネル登録していただいていることが今でもあまり信じられません。

――YouTubeを始めるまでは、プラモデルが好きなことを隠していたとか。

そうなんです。グラビアをやっている身として、 プラモデルが趣味だと言ってしまうと、「ビジネスなんじゃないか」という風に見られるかもしれないと思って、ずっと隠していました。でも、イベントなどで直接お会いしたことのあるファンの方や、お仕事でご一緒するプラモデル好きの方に、「実はプラモデルが好きで、こういうのを作っていて」と話したら、「絶対にもっとたくさんの人に見せた方がいい! もったいないよ!」というふうに言ってもらって。それで、確かにこんなにこだわって作ってるんだから、どこかに載せないともったいないよな……と思い始めて、プラモデル制作動画を撮ることにしました。

――最初に投稿されたZガンダムの制作動画は500万回以上再生されています。反響はいかがでしたか?

東雲うみのことを知っていて、プラモデルも好きな方に見てもらえればいいなと思ってるくらいだったんですけど、YouTubeのおすすめ動画に上がって、いきなり再生数がめちゃくちゃ伸びちゃって! そしたら、東雲うみのことを知らない人のところにまで届くじゃないですか。私はグラビアをやってるし、私自身、グラビアのファンとして、女の子の谷間が見えた方がうれしいので(笑)、ちょっと胸元が開いた服装で制作動画を撮ったのですが、そういう格好も影響してか、「事務所の方針でやってるんじゃないか」「手元のアップの時は別人なんじゃないか」「バックにプロモデラーがいるんじゃないか」という声もあって……。

プラモデル制作はもちろん、企画から撮影、編集、アップロードまで全部自分でやってるのに、グラビアをやってるというだけでそういう偏見を持たれてしまうのかとすごく悔しい思いをしました。でも、結果的にたくさんの人に見てもらって、いい意見もすごくたくさん頂きましたし、偏見コメントを書き込んでいるのは一部の人なんですよね。なので、「あっ、これはもう今後もちゃんと動画を上げ続けて、私が本当にプラモデルが好きなんだということを分かってもらうしかない!」と思って、ガンプラ以外のプラモデルやジオラマの制作動画を上げ続けることを決めました。
○■約10万円のレジンを購入して挑んだ動画も

――映画『ゴジラvsコング』のポスターを再現したジオラマもすごかったです! ゴジラもお好きなんですか?

ゴジラもめちゃくちゃ好きなんです! 爬虫類好きでトカゲも飼ってるんですけど、爬虫類の皮膚が好きなんですよね。ゴツゴツしてて、もうたまらないんです(笑)。なので、ゴジラもビジュアルから入っていて、映画のポスターを再現するなら、「ちゃんと魅力を伝えたい!」と思いました。ソフビ(人形)の質感をよりリアルにして、それこそ本物のゴジラを小さくしたように仕上げることによって、ゴジラのカッコよさが伝わるんじゃないかと。そんなふうに、制作動画を作る時はそのコンテンツの魅力が最大限伝わるようにしたいと思っています。

――『ゴジラvsコング』のジオラマ制作で、特にこだわったポイントを挙げるなら?

エポキシレジンという透明度が高いレジン(樹脂)を使ったのですが、20キロで10万円ぐらいしました……!

●リスクを負っても挑戦「私は失敗しても面白いかなって(笑)」
――10万円ですか!

ゴジラを埋めるとなった時に、ソフビのキレイに塗装したところをちゃんと見てもらうには、やっぱり透明度が大事なんですよね。いかに透明で、気泡ができないように仕上げるか。そのためにどうすればいいかを調べると、やっぱり高いレジンを使った方がいいみたいなんですけど、エポキシレジンは固まる時に温度が上がり続ける“熱暴走”という現象に注意しないといけなくて、失敗もしやすいんです。実は、よく見ないと分からないんですけど、ゴジラの尻尾がちょっとだけ焼けていて。

それくらい本当に一か八かで、ソフビの改造と塗装に3日間ぐらいかけたけど、レジンに埋めたら終わりかもしれない……でも、覚悟を持ってやるしかない! と。YouTubeなどで調べていると、レジンアートといっても、あれくらいの大きさのものを作る人はあまりいないみたいなんですよね。やっぱり失敗のリスクがあるからやらないんだと思うんですけど、私は失敗しても面白いかなって(笑)。その失敗を視聴者の皆さんに共有できるんだったらと思って、挑戦してみました。他の人が普通だったらやらないところまでやった方が絶対見応えもあるし、私自身の技術力も上がっていくので、YouTubeは挑戦の場でもあります。

○■“成長度合い”も見どころ

――「これは挑戦だった」という動画を他に挙げるなら?

タカラトミーさんからご依頼いただいて、『ダイアクロン』(変形合体ロボット玩具)のジオラマを作ったんですけど、あそこまで大きいサイズのジオラマを作るのはこの時が初めてで、一から瓦礫(がれき)を作ることにも挑戦しました。ビルが崩壊して、瓦礫がバラバラって落ちてたり、地面のコンクリートにひびが入って割れていたり、戦場の中で色々なものが壊れた中にロボットがいたら臨場感が出るじゃないですか。『ダイアクロン』のロボットたちをいかに魅力的に、その世界観が伝わるようにジオラマ化できるかっていうことを考えて、瓦礫の作り方やコンクリートのひびの入れ方などを調べて。なので、Zガンダムの動画を改めて見ると、ちょっと下手だなって思うんですよ。

――あのクオリティで!?

「うわ、ここのスミ入れちょっと甘いな……」というようなところがあって。今だったら、もっと上手に作れます! でも、あの時はあれが本気だったので、いい思い出ですね。遡っていただくと、成長が見えるはずなので、それはそれで面白いと思います。

――あとは、最近の動画と初期の動画では、東雲さんの声の出方も全く違うように感じました。

私も見返して、びっくりしました! 借りてきた猫みたいですよね……。声が細くて、「どうしたどうした? そんな自信ないんかお前」って感じで、ちょっともう、ずっとは見てられないです(笑)。

(最初は)たぶん緊張してたんだと思います。それまでは、デジカメで自分の動画を撮るっていう経験もほとんどしたことがなかったので、すごい構えちゃって。自分が話す時に聞いてる声と録音された声って全然違うじゃないですか。編集中にそのことに気づいてから、 「もうちょっとこう話そう」と意識するようになって、だんだん声が出るようになりました。

■プロフィール
東雲うみ
9月26日生まれ。埼玉県出身。2020年1月、1stDVD『しののめちゃん』(竹書房)でグラビアデビュー。2022年3月10日、1st写真集『うみのなか』(ワニブックス)を発売。2023年9月1日、コスプレイヤーのえなこも所属する芸能プロダクション「PPエンタープライズ」所属となった。2023年10月、2020年10月に開設したYouTubeチャンネル『うみちゃんねる』のチャンネル登録者数が100万人を超えた。

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