2023年09月30日13時32分 / 提供:マイナビニュース
Kaspersky Labは9月27日(現地時間)、「Use of QR codes in email phishing|Securelist」において、フィッシングメールでQRコードが悪用される理由について伝えた。通常、メールではリンクを本文に書き込めるため、わざわざQRコードに変換して画像を添付したりHTMLメールに埋め込んだりしない。にもかかわらず、サイバー犯罪者は電子メールにQRコードを悪用することがあるとして、その理由と現状を解説している。
Kaspersky LabはQRコードをフィッシングメールキャンペーンで使用した最初の試みを2021年に記録している。このとき、QRコードは、FedExやDHLなどの国際配送サービスからの電子メールを装った詐欺メールに悪用され、QRコードを読み込むと偽の関税の支払いを求められたとされる。このキャンペーンは2022年半ばまでには収束したが、2023年の春に新たなキャンペーンが観測されている。
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