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セイコーソリューションズのルータに緊急の脆弱性、すでに被害発生

2023年08月31日13時21分 / 提供:マイナビニュース

情報処理推進機構(IPA: Information-technology Promotion Agency, Japan)は8月30日、「セイコーソリューションズ製 SkyBridge MB-A100/A110/A200/A130 および SkySpider MB-R210 における脆弱性対策について(CVE-2023-22441 等)|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、セイコーソリューションズのLTE対応IoTルータ「SkyBridge」およびPoE対応 Wi-Fiアクセスポイント「SkySpider」に脆弱性が存在するとして、注意を呼び掛けた。

対象の脆弱性を悪用されると、該当システムの破壊、データ盗用や改ざん、任意の内蔵コマンドの実行などの危険性があるとされており注意が必要。

この脆弱性は2023年2月28日にセイコーソリューションズがすでに公開しているが、ここにきてこの脆弱性を悪用した攻撃が行われたため、再掲したものとみられる。脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

【再掲】SkyBridge MB-A100/110/200・MB-A130シリーズ・SkySpider MB-R210の脆弱性と対応について | セイコーソリューションズ株式会社
JVN#40604023: セイコーソリューションズ製 SkyBridge MB-A100/A110/A200/A130 および SkySpider MB-R210 における複数の脆弱性 | Japan Vulnerability Notes

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

SkyBridge MB-A100/110 ファームウェア Ver. 4.2.0 およびそれよりも前のバージョンバージョン
SkyBridge MB-A200 ファームウェア Ver. 01.00.05 およびそれよりも前のバージョンバージョン
SkyBridge BASIC MB-A130 ファームウェア Ver. 1.4.1 およびそれよりも前のバージョンバージョン
SkySpider MB-R210 ファームウェア Ver. 1.01.00 およびそれよりも前のバージョンバージョン

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

SkyBridge MB-A100/110 Ver. 4.2.2 およびそれ以降
SkyBridge MB-A200 Ver. 01.00.07 およびそれ以降
SkyBridge BASIC MB-A130 Ver. 1.4.3 およびそれ以降

脆弱性には深刻度が緊急(Critical)に分類されているものがあり注意が必要。また、攻撃を受けたシステムは管理者のパスワードが漏えいしているものとみられ、パスワードを変更する必要がある。IPAは開発者が提供する情報に従い、早急にファームウェアの更新を行うよう推奨している。

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