2023年07月31日12時02分 / 提供:マイナビニュース
大成建設と富士通は7月31日、建設現場内の作業予定や施工状況といった情報を集約し可視化して関係者間で共有することで現場業務の効率化を目指す作業所業務支援システム「作業所ダッシュボード」を開発したことを発表した。同システムは大成建設の全国約700カ所の作業所で利用を開始している。
システムによって共有する情報は、作業所内での各種工事の実施予定や、作業所閉所情報、日報(本社・支店への毎日の業務報告)、職員個人の予定、建設現場内に設置したカメラ映像、建設現場内の温湿度、暑さ指数(WBGT)、風向、風速、騒音、振動、水質PH、酸素濃度などだ。なお、温湿度や暑さ指数などはLPWA通信(省電力かつ長距離での無線通信)を利用する各種センサーシステムと連携してリアルタイムのデータを利用可能だ。
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