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乃木坂46遠藤さくら、トラック運転手役で再確認した裏方への感謝「期待に応えたい」

2023年07月19日06時00分 / 提供:マイナビニュース

●ガニ股歩きやビールの飲みっぷりに苦戦
フジテレビの動画配信サービス・FODのドラマ『トラックガール』に主演する乃木坂46の遠藤さくら。22歳の女性トラック運転手“トラックめいめい”のSNSアカウントを原案に、愉快な仲間たちと人生をポジティブに過ごす女性トラック運転手を演じている。

自身とは反対の性格だというこの役を通して、「見習わなきゃいけない」と感じた遠藤。また、乃木坂46の活動を支える裏方のスタッフに対しても、「感謝の気持ちであふれました」と語る――。

○■ダンボールを運ぶシーンで「筋肉痛に(笑)」

――今回のドラマの原案である“トラックめいめい”さんの印象はいかがでしたか?

すごくカッコいい女性だなと思いました。今回のお話を頂いたときに、TwitterもInstagramも拝見させていただいたのですが、何事にも前向きで、よく食べてよく飲んで、すごく明るい方なんだなという印象でした。

――ご自身の性格と比較して、いかがでしょうか?

もう真反対ですね(笑)。考え方とか行動の仕方とかも真逆だなって感じることが多かったので、見習わなきゃいけないなと思いました。

――そうすると、なかなか演じる上で難しい部分もあったのでしょうか?

私が演じるじゅんちゃんは男勝りな性格なので、「◯◯っすよ」みたいな口調に慣れるのがまず難しくて。歩き方も「ガニ股で歩いて」と監督さんからお願いされたので、意識はしていたつもりだったんですけど、すぐ普通の歩き方に戻っちゃって(笑)

それと、毎回ビールを飲むシーンが出てくるのですが、その飲みっぷりがすごく難しかったですね。「のどごしのどごし~」って言われたんですけど、なかなかうまくできなくて、そこが一番大変でした。

――荷物のダンボールを手で積むことにこだわるという役柄ですが、この撮影も大変でしたか?

重くはしていないのですが、ある程度中身が入っていたので、筋肉痛になりました(笑)。ずっとスクワットをしている感じで動いていたので、「こりゃあ足腰は強くなるな」と思って、本当に体力勝負のお仕事だなと、改めて思いました。でも、「ここを持った方が持ちやすいよ」とか、「ここはこうやって積むんだよ」っていうのを、1から全部丁寧に教えていただいたんです。

――持ち方の指導もされたんですね。でも、それだけ体を動かす撮影で体力的な面はいかがでしたか?

乃木坂46の活動でライブをしており、そのときに踊ったり走ったりしているので、体力的には大丈夫でした。

――台本では「額の汗をぬぐう」という場面もありますが、自然と汗もかく現場でしたか?

そうですね。メイクで足してくださったところもあるんですけど、結構暑い中での撮影も続いたので、基本的には汗ばむぐらいでした。

――そんな撮影を経験すると、乃木坂の活動で支えてくれる裏方のスタッフの皆さんのことを想像されたのではないでしょうか。

めちゃくちゃしました! ライブがあると私たちもわりと早い時間から会場に入ってリハーサルをするんですけど、そのときには完璧にセットが組まれていて、ケガをしないようにいろんなところまで注意を払って作ってくださったり、大道具、小道具を運んでくださってるんです。本当に朝早くからこんなにグループのためにいろいろ動いてくださってるんだっていうのを改めて感じて、「期待に応えたい」とすごく思いました。荷物を運ぶ大変さも知って、感謝の気持ちであふれましたね。

○■あんなにがっつりツッコむのは初めて

――今作はコメディーの要素がありますが、その難しさを感じた部分はありますか?

テンポ感ですね。会話のつながり方とか、流れが良くないと面白くならないというのをすごく感じました。でも、共演した皆さんがそこはもう本当にうまかったので、安心してやっていましたね。

――じゅんさんはツッコミ役だと思うのですが、遠藤さんの普段のグループの中での立ち位置はいかがでしょうか?

どっちだろう…。私、ツッコミもしないしボケもしないから、どっちの立場でもなく、いつも遠くから見てケラケラ笑ってる人ですね(笑)。だから、あんなにがっつりツッコむっていうのは、初めてでした。

――運送会社の事務所のシーンは、ワイワイガヤガヤ楽しそうな雰囲気ですが、グループの楽屋に近いところはありますか?

いや、全然違いましたね。私は基本的に楽屋では1人でいることが多いのですが、他のメンバーもみんな各々好きなことをして過ごしていることが多いので、あんなに、盛り上がってワイワイしてるというのが新鮮でした。

――居心地はどっちのほうがいいですか?

どっちの良さもありますよね。基本的に私は1人が好きなタイプなので、1人でいるときは本当に気楽でいられるから好きではあるんですけど、あの現場はちょっと楽しすぎちゃって、クランクアップした後、しばらく愛おしかったんです。

――演技の中だけではなく、撮影の合間の雰囲気も、みんなでワイワイ楽しい現場だったんですね。

合間もずっとしゃべってましたね(笑)。ちっちゃいサイズの机に、みんなで座ってお弁当を食べて世間話して、セリフの読み合わせしてっていう感じだったので、ずっとワイワイしてた感じです。

――どなたが一番盛り上げ役だったのですか?

コットンのきょんさんです。もう大好きで! ずっと面白いんですよ(笑)

――思い出し笑いしちゃってるじゃないですか(笑)

もう全部が面白かったです! 私は人見知りで、なかなか人と打ち解けるのができないほうなんですけど、きょんさんは、ずっと「さくらちゃん、さくらちゃん」って話しかけて、なじむようにしてくださったんです。共演者の方だけじゃなく、スタッフさんにも本当に気兼ねなく接していて優しい方だったので、愛される理由が分かりました。

――そこは座長としても見習いたいところですよね。

主演という立場なので、自分からコミュニケーションをとっていこうとすごく意識してたんですけど、やっぱり性格上難しくて…。それで、なかなか自分から行けないなって思ったとき、共演者の皆さんが引っ張ってくださって、盛り上げてくださったので、すごく素敵な方に囲まれて撮影ができたなと思いました。

●「私で大丈夫ですか?」と監督に聞いたら…
――今回のドラマ主演の発表を受けて、反響はいかがでしたか?

やっぱり、トラックドライバーという役柄には私もびっくりしましたし、発表を聞いたファンの方にも、きっと想像がつかないだろうなと思いました。どんな感じになるんだろうっていうのは、私もまだわからないし、ミーグリ(ミート&グリート)というファンの方と交流できるイベントがあるのですが、そこでもやっぱり「どうなるのか予想できない」とか「めちゃくちゃ楽しみ」っていう言葉をたくさん頂いたので、うれしかったです。

――すでに撮影は終えられていますが、どんなところを見てもらいたいですか?

私自身、カットがかかるたびに監督さんに「今の大丈夫ですか?」と逐一聞いていましたし、完成した映像はまだ見れていないので、本当にじゅんちゃんになれているのか、トラックドライバーになれているのかまだ分からなくて、不安のままなんです。でも、「普段の私と全然違うじゃん!」って思ってもらえる部分が少しでもあったら、うれしいですね。

――演じるにつれて、不安はだんだん解消されていった感じですか?

いや、最後まで役についての不安はなくならなかったです。本当に自分と真反対の役柄だったので…。どうしてこの役に起用していただいたのか、本当に気になって、「私で大丈夫ですか?」と何度も聞いたんですけど、監督さん(林希氏)はデビューした当時からお世話になって知ってくださっている方で、「新しいさくらちゃんが見たいから」と言ってくださっていたので、その期待には応えたいなと思っていました。

○■アイドル活動に生きる現場「今後につなげていけたら」

――今回のドラマは、働くことの楽しさというのもテーマとして描いていると思うのですが、お仕事のやりがいは、どんなところで感じますか?

私たちアイドルにとって一番は、やっぱりファンの方が喜んでくださったり、楽しんでくださっていたら、それがやりがいになります。私は本当に何でもネガティブに捉えてしまう性格なんですけど、めいめいさんは「私は何でもできるぞ!」って本当にポジティブで前向きな方なんです。できなかったとしても、何回もやって全部得意にしていくので、この役に出会って新しい考え方ができたなって発見になりました。それは、今後につなげていけたらいいなと思いますね。

――アイドルの活動に還元できる、学びが多かった現場という感じですね。

そうですね。全部の場面をいろんなことに置き換えて、これからもお仕事をしていこうってすごく思いました。

●1日の終わりの癒やしは「早めのお風呂」

――今回演じられているじゅんは、1日の疲れをお酒で洗い流すというのが自分の中の楽しみになっていますが、遠藤さんにとってそういうものはありますか?

仕事帰りはどこにも寄らず、まっすぐ帰宅して、家で早めにお風呂に入るんです。お風呂が大好きなので、湯船にお湯を入れて、好きな入浴剤を入れて、30分ぐらいしっかり浸かって、上がってから睡眠までゆっくりできる1人の時間が、一番疲れをとる方法だなと思ってます。

――風呂グッズや機器を充実させたりしているのですか?

入浴剤はマストで置いて、あとアヒルがいるぐらいです(笑)。本当に何もないんですよ。

――スマホも持ち込まず、30分も浸かれるんですね。

いろいろ考え事をしていたらそれくらい経っちゃうんです(笑)。1日を振り返ったり、ぼーっとしながら余計なことも考えちゃうんですけど、疲れは取れるので、1人の時間はやっぱり大事だなって思えますね。普段からずっと携帯を触ってたり、いろいろ電子機器を使いがちなので、一番好きなお風呂の時間は一旦忘れたいっていう感じがあるかもしれないです。
○■トラックの見方に変化「あれは後ろで寝れるのかな?」

――トラックドライバーさんのお仕事というのは、普段なかなか見えない部分も多いと思うのですが、今回演じてみて発見はありましたか?

大きいトラックで何kmも移動して、重い荷物を手積みだったり、いろんな形で運んで私たちのもとに届けてくれるので、本当に私たちの生活を支えてくれている方々なんだなっていうのを、演じてみて改めて気づきました。

――街でトラックドライバーさんを見かけると、ちょっと見方が変わりますか?

全然変わりました。移動中も、大型トラックに目が行くようになっちゃって(笑)。「うわーすごいなあ」とか、「あれは後ろで寝れるのかな?」とか、そんなところまで見るようになっちゃいました(笑)

――目線が全然違いますね(笑)。最近はトラックドライバーさんが人手不足というニュースを良く聞きますが、このドラマを通してその解消に少しでも貢献できるといいですよね。

このドラマを見て、「自分にもできるんだ」って思えるきっかけになってくれれば私もうれしいし、少しでも力になれたんだなって自分にもちょっとだけ自信が持てるので、本当にたくさんの方にこのドラマが届けばいいなと思っています。

●遠藤さくら2001年生まれ、愛知県出身。18年、坂道合同オーディションに合格し、乃木坂46の4期生としてデビュー。『non-no』の専属モデルを務め、22年に『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日)で地上波ドラマ初出演。7月19日から配信されているFODのドラマ『トラックガール』で主演を務める。

・ヘアメイク:スズキユウジ
・スタイリスト:菅野悠
・トップス:LILY BROWN
・ボトムス:SNIDEL
・シューズ:スタイリスト私物

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